ワンタンの皮を利用したりんごのミニパイの作り方

まずりんごを洗って芯を取り、皮をむき、小さく切ります。ごろっとしたのがお好みなら大きめに。りんごの原型をとどめていない方がお好きな場合は小さなさいの目に切ります。
大きめのタッパーにりんごを入れ、砂糖を振りかけます。砂糖全くなしでも全然甘さがあるので、入れなくてももちろん可能。砂糖を入れた場合、満遍なくりんごに触れるように混ぜ合わせます。そしてタッパーの蓋をして、冷蔵庫で一晩寝かせます。
一晩寝かせた後、タッパーのりんごのカサは減っているかと思います。そのしんなり感がいいんです。一緒に出たお汁ごと鍋に入れ、バター（多いと照りが出ますが、少なくても大丈夫）を入れて、蓋をして中火でまず10分、その後弱火で20−25分煮ます。焦げ付かないようにヘラで優しく混ぜます。
りんごに火が通り、トロトロになってきたらシナモンパウダーと塩を加えます。
弱火ー中火で加熱しながら水溶きスターチを加え、全体と混ぜ合わせます。このときスターチが透明色に変化し、全体の水分が固めに（粘りが出たら）なってきたら火を止めます。
熱いうちに清潔なタッパーなどに移し替えて完成。冷ましたら次のワンタンの皮で包む工程に進みます。

完成したりんごジャムはこんな感じです。完全に固体部分がない方が好きな方は、加熱した後ハンドブレンダーで粉砕するのがオススメです。

このりんごジャムはもちろんパンに塗っても美味しいですし、シリアル、オートミールに最適です。またビーフステーキのソースにほんの少し、最後塩胡椒、醤油と煮立たせるとまたまろやかでてるのある美味しいソースになりますよ。ポークにも甘いのが好きな方はりんごやオレンジ、パイナップルのソースかける人多いので、是非お試しあれです。

ワンタンの皮でりんごジャムを包んで揚げる　手順

ワンタンの皮でも、餃子の皮でも、春巻きでもシュウマイの皮でも良いと思うのですが、私の生活圏で手に入ったのがNasoyaのワンタンの皮です。

これは、実際お肉を入れてワンタンを作り、スープにすると結構デレデレになって溶けたり切れたりふやけたりが激しいので、スープや茹でるのには向かないんだと悟りまして、揚げるのに使っています。なかなか難しい素材の相性。

ワンタンの皮でりんごジャムを包む

このワンタンの皮は正方形なので、真ん中に小さじ１杯ほどのりんごジャムをのせ、小さな容器に水を入れて指をつけて、三角の２辺を濡れた指でなぞってでくっつけます。

餃子みたいにひらひらにしても可愛らしいと思います。

私の場合は京都のおたべ的な感じに作りました。

ここまできたらもう揚げる準備完了です。

皮を二枚使ってラビオリのようにするのも良いかと思います。母は餃子の皮で２枚使って、さらにひらひらにしてやっていましたねー。

りんごワンタンを油で揚げる

うちはすぐファイアーアラームがなるので万が一のことを考え、ごく少量のオイルで片面揚げ、ひっくり返してもう片面揚げるやり方です。

本当は深い鍋に油たっぷりで揚げるのが良いのですけどね。

チープな中華料理屋さんに行くとクラブラングーンでしたっけ、クリームチーズとなんか甘いのが入ったこういう揚げたパイみたいなのがありますが、お家にクリームチーズとかカスタードがあったらりんごと一緒に入れても良いでしょうねー。

片面が黄金色になったらひっくり返してもう片面を揚げます。出来立ては中もとっても高温になっているので、十分冷めてから食べましょうー。火傷します。

少量を繰り返し、かなりの時間かけてこの量揚げたのですが、家族に10分くらいで食べられてしまいました。びっくり。

ちょっとお祭り的な雰囲気が楽しめます。生地がパリッとしていてなかなか良い。

りんごジャム以外にも、ラズベリージャムなんかでもなかなか美味しかったです。

みなさんのお好きなものを中に入れて揚げてみてくださいね。

鍋と油で揚げなくてもスプレーオイルを使って、トースターやオーブン、エアフライヤーでも全然できそうです。

まとめ

ワンタンや餃子、春巻きの皮などが余ったときや、ジャムが余ったときにも役に立つミニりんごパイ揚げ菓子のレシピでした。

美味しいおやつをいっぱい食べてくださいねー。

ワンタンの皮を利用したりんごのミニパイの作り方