水まんじゅう!と言われてパッと思い浮かぶ方はきっとあのつるんとした食感と冷たく柔らかなあんこの甘さを覚えていることでしょう。
水まんじゅうはアメリカにあるもので実はとっても簡単に作れます。アメリカで手作りできる和菓子の中でもとてもハードルが低い部類だと思うので、是非作ってみましょうー!
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アメリカで和食!水まんじゅうの作り方 スターチとあんこでできる
こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaでーす。
今回は夏にもってこいの清涼感漂う和菓子、水まんじゅうを作りますよ!
水まんじゅう、葛饅頭、葛桜などの呼び名で親しまれているこのお菓子。涼やかな生地の中にあんこが入った可愛い見た目です。
実は私が中学の時に家庭科の調理実習で片栗粉の特性の実験をした際、先生が「ついでに水まんじゅうを作ります」と言ってみんなでワイワイ言いながら作ったお菓子でもあります。
短時間でごくごく簡単にできるのでお勧めです。でも火傷にだけ気をつけて!
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水まんじゅうの作り方
水まんじゅうは岐阜発祥の夏の和菓子で、本当は葛粉を使用します。が、日本では葛粉は高いので、市販のものは大体スターチなどで代用しているかと思います。本格和菓子屋さんなら本葛で作っているのかもしれません。
でも、お家で作る場合はとりあえず片栗粉で!
お菓子作りが得意な方は粉寒天やアガー、ゼラチンなどもごく少量併用し、ぷるぷる感を極めて見るのも楽しいかもしれません。(今回はそこの実践はしていません)中身のあんこも、フルーツを入れたり、アレンジしても楽しいかもしれません!
さて、ちなみに日本では珍重されている食品の葛ですが、アメリカでは外来種として繁茂してしまって、迷惑がられているそうです。駆除がてら食品に加工して販売している業者もあるようで、根っこのサプリがKudzuとかカズーとかクズーとか呼ばれて、売られています。(アマゾンリンクです)
また、日本よりも安いから本当に葛粉なのか?よくわからないKudzuKo はこちら。(画像クリックでアマゾンへ)
どうなんだろうね、この商品。クズスターチ。今度買ってみようかな。おいしかったら大変な発見だね。日本より安い葛粉。
材料 約15個分
- あんこ1.5カップ分くらい 市販のでもいいし、自家製はこちらをご参考に アメリカで和菓子!あんこの作り方 材料&調理&保存方法解説!
- 片栗粉(コーンスターチ、ポテトスターチどちらでも)1/4カップ
- 水 2カップ
- 砂糖 大さじ3(甘いのが良い方は大さじ4くらいに増やしてもOK。砂糖はグラニュー糖を使いましょう。ブラウンシュガー、三温糖は生地に黄色味が出ます。)
あるといいもの
- 金属製スプーン2本以上
- 丸い型 (画像はアマゾンリンクです)
こういうのがあったらベストですが、なかなか持っている方はいないと思うので、ミニマフィン型やカップケーキの型でも大丈夫。シリコンの場合はわずかに濡らして使います。金属型の場合は全面にラップを敷いておきます。ご飯茶碗やお味噌汁のお椀にラップをかけて、スターチ生地とあんこを入れてからラップを絞って丸くする方法もあります。その際も火傷に気をつけて!
なお、型はなくてもなんとか大丈夫です。今回の作り方は型なしで行っております。
- シリコンのヘラもあると便利。
多分お菓子を作られる方は、すでに持っていらっしゃると思う。 シリコンスパチュラ3本セット #アメリカオススメ
手順
では作っていきます。
お子様も小学校低学年くらいから、ちょっとだけお手伝いという感じで参加可能だと思います。うちの子は7歳でしたが、火を使うところ以外は一緒にできました。
後半、片栗粉生地を加熱してからはお子様が火傷しないよう気をつける&場合によっては大人だけでやったほうがいいかもしれません。
あんこを丸めておく
今回、イケアで買ってきた製氷皿に娘とあんこをぎっちり入れ、冷凍庫で2時間凍らせて、型からポンっとお皿に出しました。こういう作業は子供さんは大好きですね!
あんこの硬さによりますが、お団子が作れる硬さの場合はミニトマトくらいの大きさであんこ玉を作り、置いておきます。柔らかい場合はちょっと凍らせておきましょう。
片栗粉の生地を作る
生地というにはかなり水っぽいのですが、上記分量のスターチ、水、砂糖を入れ、ゆっくり混ぜながら加熱していきます。ここは必ず大人がやってあげましょう!
コツは、スパチュラで混ぜ、片栗粉が沈殿しないように気をつけることです。
片栗粉が水分全体に満遍なく混ざるようにイメージして、ゆっくり弱火で混ぜていきます。
熱が上がっていくにしたがって、全体にとろみが出て、透明度が増していきます。
ゆっくり沸騰させていきます。急に火を強めるとマグマのように飛び散るので気をつけましょう。熱々のとろみが強いものがくっつくと火傷も深くなるので、はねさせない加熱方法が大事です。
沸騰してもしばらく練るように混ぜ、透明度がピークの時に火を止めます。
そして、すかさず金属製スプーンであんこ玉に生地をかけていきます。
ここの動作は結構スピード勝負なところがあります。
こんなかんじで。熱々のうちが、伸びがいいです。
金属型(ラップをかけて)、シリコンの型(濡らして)をお使いの方は、くぼみ一個一個に生地を均一に流し入れ、生地が熱いうちにあんこ玉を入れ、そしてまた生地をかけて蓋をする感じにします。たこ焼きと似ている要領ですねー。
うちは子供が手伝ってくれたのでこんな感じの努力溢れる作品となりました。
しかもガラス皿だから下の布マットに直に置いた感じに見えるw
型に入れて作ると、もうちょっとしっかりした見た目になりますねw
粗熱を取ってから冷蔵庫に2時間ほど入れ、冷やしてから食べます。お子さんも親も喜ぶ優しい味です。
まとめ
日本の夏を感じさせる可愛い和菓子、水まんじゅうのシンプルな作り方でした!
型を使うと綺麗に仕上がりますが、お子さんと手作りの際はこんな感じに仕上がります!親子で楽しいお菓子作りにも向いているメニューでした!
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