アメリカでは毒草ポイズンアイビーに注意!見分けられる画像と解説

この記事では、ポイズンアイビーとは一体何なの?から、トラブル回避のために知っておきたいこと、そして私が体験したエピソードなどをたっぷりご紹介します!

肝心な見分け方のコツ、そして画像もたくさん載せていますので、皆さんお出かけの際はスマフォにダウンロードして使ってくださいね。

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アメリカでは毒草ポイズンアイビーに注意!見分けられる画像と解説

みなさんこんにちは~なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmerica です。

アメリカでは新緑の頃から「ポイズンアイビー」という毒草に気をつけるよう注意するようになります。

アメリカで山やトレイルに入ってキャンプなどアウトドアをたっぷり楽しもう!と予定されている方はぜひ参考にしてください!

「毒の蔦」ポイズンアイビー

ポイズンアイビーとはその言葉の通り、「毒の蔦」なのですが、アメリカでは春、夏、とみなさん戦々恐々と恐れている植物です。とてもありふれている植物で、民家の庭、公共の公園、街路、野山、どこでも生えてきます。

日本ではそんなに馴染みがない「ポイズンアイビー」ですが、触るだけでかぶれなどの怖いアレルギー反応を起こし、しかも米国ではそこらじゅうに生えている場合もあり注意が必要です。




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ポイズンアイビーはウルシ科の植物 子供の時から気をつけろと言われる

さて、ポイズンアイビーに当たる植物はは日本には全くないのかというと、「ツタウルシ」と呼ばれているウルシ科の植物が一応は近いものとして存在するようです。

私は東北地方の山に紅葉を見に行った時に「あの赤い葉っぱはウルシが紅葉してるんですよー」と案内を受けたことがあります。

しかし、日本人は年がら年中幼い頃から「ツタウルシに気をつけろ」とは教わって来ませんよね。なんだろねー。そんなにそこらじゅうに生えてる気がしない。

画像中央のがポイズンアイビーです。真ん中中央、だけではなく、周りによく見ると小さいのも含め似たようなのが生えています。この写真を撮った時はプリンストンの運河沿いにずーっとわんさか生えていました。

管理する人がいたとしても、駆除できるような量ではありません。この日は即行帰りました。

アメリカでは小さな頃から、葉っぱが青々としてくる季節になると、「ポイズンアイビーには絶対触るな」と教わって成長します。

でも、ウルシなんて日本のその辺の野原や住宅街ではなかなか目にしませんし、見分けをつける知識もありません。気候風土が違うと、こんなにも違う進化を遂げるんですねえ。




どこにでも生えているポイズンアイビー

アメリカではポイズンアイビーは住宅街でも公園でも、芝生の隅っこや花壇の端っこ、散歩道などそこらじゅうに生えている可能性があります。

鳥が実を食べて、フンをして勝手に運ばれてくるようです。手入れをしていても次々と発芽するので、春と夏の間中はずっと庭師の皆さんは定期的にポイズンアイビーに除草剤をかける作業をしています。

長い冬が終わり、毎年4月ごろになると、庭の手入れをする業者が朝から躍起になってポイズンアイビー駆逐作戦を始めます。庭の隅々までを目視し、ポイズンアイビーの新芽を見つけようものなら専用の除草剤で徹底的に駆除します。

わたしは最近その光景を見て「またこの季節になったか」と春夏の暖かい季節の到来と、ポイズンアイビーへの恐怖を同時に感じるようになりました。




 

自分で庭を手入れする場合はポイズンアイビー専用除草剤を

ガーデナーを雇わないで自分で自宅の前庭、裏庭を手入れするお宅の場合は、ポイズンアイビーだけを枯らす専用の除草剤はマストアイテムです。

自分で駆除をされる方は是非こちらの記事も参考にしてください!

アメリカ生活ーポイズンアイビー駆除方法!ビビりながらの旦那のやり方紹介ー

そして、雪が溶けて、冬が終わりそうな瞬間を毎年見計らって、「ポイズンアイビーが芽を出す前に」を意識して、落ち葉を掃いたり、枯れ枝を拾ったり、修繕箇所を直したり、ものすごい勢いで庭を掃除したり、公園を掃除したりします。

なので、春直前に必ず1、2週間の間はどのお宅も庭掃除で出たゴミを山のように出すのが恒例です。一般的な庭付きの住宅街ではどこでも見られる光景です。




ポイズンオークっていうのもある

ポイズンアイビーだけが凶悪な植物かというと、なんとさらに「ポイズンオーク」っていうのもあって、こちらも気をつけなければなりません。

ただ見た目の特徴がポイズンアイビーと似ているので、見分け方を覚えてしまえば両方避けることは十分可能です。

余談ですが、初夏になるとホグウィードというこれまたとてつもなく恐ろしい毒草に気をつけろというお知らせが出ます。

私は遭遇したことはないですが、こちらは北の地域中心に近年広まっているという、2メートルにもなる、触れると重症やけどを負うというとんでもない毒が茎や葉から出ているというもの。北アメリカ半端ないです。




ポイズンアイビーは蔓にもなるし、木にもなる

ポイズンアイビーは丈の低い草として生えることもあり、さらに、木などに巻き付いて登っていくツルになったり、さらに、ツルに栄養分を貯めまくって、ポイズンアイビー自体が木のような太さになったり、と様々な状態で繁茂しています。

地下茎で芋づる式に増えたり、そのツタを木の上に這わせて上にも伸びていったり、種もバラバラと増えていったりと、大変繁殖力旺盛です。

私がオハイオで住んでいた庭の大きな裏庭には、前の家主が手入れを全く怠っていたために、ものすごい量のポイズンアイビーが生えていました。

丈の低い藪状態だったり、メープルの木に巻きついて、ぶらぶらとツルを垂らしていたり、そしてタネも落ち放題で、引っ越してきた年は落ち着くまで庭に出られないほどでした。

私は妊娠していたので、夫はじめ家族には「庭の徹底的なリノベーションが終わるまで、裏庭に出るな」と言われて、春、夏が過ぎました。

妊娠中は通常飲める薬が飲めない場合もありますから、極力リスクを避けるためです。

その間、庭師が連日きたり、旦那も自力で駆除したり、できる限りのことをやりました。ちなみに、ここまで酷いポイズンアイビーは不動産の価値を下げます。

下がっていたので、我々は破格のお値段でこの家を購入できたのですが、やっぱり処理へのエネルギーとストレスはものすごいインパクトです。




ポイズンアイビーは一度はびこると徹底駆除しない限り増え続ける

ポイズンアイビーの駆逐はとても難しく、根こそぎとってしまうほかなく、裏庭で巻きつかれていた大木2本は切り倒して、木の根までを除去するというとても大掛かりな手入れ(?)となりました。手入れというか、工事です。

その後、芝生をガッチリ生やし雑草が生える隙をなるべく無くして、手入れを毎年きちんとしていったら、劇的にポイズンアイビーの量は減りました。

でも、近所からの零れ種や鳥などのフンで自然発生的に出てくることは多々ありました。このおかげで、私は大きな庭のある一軒家を持つことの大変さを知り、庭のための出費、(家の修繕の出費もすごい)に呆れ果てました。




我がファミリーはポイズンアイビー事件以降「庭いらない」という結論にたどり着いた

ポイズンアイビーは一度生えるとどんどん増える。タネができてしまったらまた来年も悪夢が繰り返される。そして何よりも、毒草なので処理が素人では命がけ。除草剤も地下茎が強い場合は全体に行き渡らせるのにはかなりの量を使います。庭仕事をするたびに決死の覚悟です。

旦那はじめ、多くの人がポイズンアイビーにうっかり触ってアレルギー反応を起こし、1、2週間辛い思いをしてもうこりごり、という話をかなり聞きます。

一番ひどかったのはアレルギー反応が喘息症状として出てしまった知人。長い間皮膚のかゆみ、痛みに加え、呼吸器系の薬を服用していました。

アメリカの一軒家は大体庭があります。でも庭があると、ポイズンアイビーや他の毒草、外来種などを繁茂させないために常にものすごい労力とお金を使うようになります。

アメリカンドリームというけど、我がファミリーはマイホームを持つなら、全部管理事務所が庭の手入れを勝手にしてくれるコンドミニアムタイプが一番楽だと思うようになりました。ありがとう、ポイズンアイビー。なんだかすっごい勉強になった。




ヤギや鹿はポイズンアイビーを平気で食べる無敵生物

じいさんがいうには、友達のいるスウェーデンでは庭や野山にヤギを放してポイズンアイビーを徹底的に食べさせて始末させる作戦があるそうです。ということは北欧にも毒レベルが高いポイズンアイビーが生息しているということなんですね。

そして、アメリカでは一般的な住宅地ならばそこら中に鹿が出没しますが、奴らもポイズンアイビーを食べるそうです。

そんな猛毒のものを食べても大丈夫というところに、人類が見習いたい体の秘密があるなあと思うんですが、鹿が食べていたからといって、鹿が触って大丈夫だからといって、人間にとっても無害ではないという意味にはならないということを覚えておく必要がありますね。

ポイズンアイビーを見かけたら絶対触っちゃダメですよ!




ポイズンアイビーに触るとどうなるのか

それでは、ポイズンアイビーに触ってしまったらどうなってしまうのかお伝えします。ポイズンアイビーに触ると、葉や茎から出ている「ウルシオール」というアレルゲン物質のせいでかぶれます。

はい、御察しの通り日本語の「漆」由来です!

かぶれるといっても、ひどいアレルギー反応で、痛み、かゆみ、そして数週間も毒が体から抜けず、お医者さんからもらった薬を飲みながら生活する場合もあるようです。怖い怖い。




ウルシオールへのアレルギー反応 湿疹、痒み、痛み、水泡、全身の腫れ

まず、ポイズンアイビーに直接的でも、間接的でも触った部分からウルシオールが皮膚から入り、1、2日後になって痒みが出、湿疹がで、水泡になり、触ったところ以外にも全身に湿疹が広がります。

旦那が若い時は、くるぶし辺りが触れたのに目も顔も上半身も腫れて、身体中腫れまくったそうです。水泡をかけば破けて、また広がる、そんなひどいのを繰り返す…。ああやだやだ。

ちなみに、触ってしまった後は「来るぞ来るぞ」という違和感があるようです。ピリピリと神経が痛むというか、落ち着かない、そわそわした感じが患部に、その後全身にくる感じがあって、実に嫌な感覚だそうです。

湿疹の発生が止まっても、一度腫れたところはなかなか治らないそうです。アレルギー反応の度合いにもよるのでしょうが、病院に通い、薬を飲みながらも3週間は痒かったと言っている知人がいました。

アメリカでは毎年一年に1千万から5千万人の人がポイズンアイビーの被害にあっているそうです。なんなのこの数は…。いかにありふれた植物であるかがわかっていただけるんじゃないでしょうか。




ポイズンアイビーに触ったら早めに病院に行く

だいたい1割から2割の人が特にウルシオールに対してひどいアレルギー症状を発症するようなのですが、夫の場合は「それまで全然大丈夫だったのに、ある日突然ポイズンアイビーに対してアレルギーを起こす体質になった」そうです。

花粉症も、去年までは大丈夫だったけど、ついに今年はひどい症状が出るようになって薬を飲むようになった、とか、そういう免疫の一定ラインを超えるといったことなのかもしれません。

アレルギー体質の場合、重篤なアナフィキラシーショックを起こす場合もあるので要注意、と領事館などの情報にも載っていますので、皆さん、外のレジャーの前にはよ〜くネットで情報を集めて、頭に入れておいてくださいね。

ひどい痒みで、かきむしらずにはいられないようなのですが、かいてしまうと広がる、さらにそこから金が入ることも想定して、病院に行きましょう。

私が夫の話を聞くに、怖すぎて専門家じゃないとちゃんと診断、対処できない印象が強いです。お金はケチらず、お医者さんに行きましょうーー!




ポイズンアイビーの危険を避けるには

触ると言っても、ウルシオールとの接触は「ポイズンアイビー自体を直接触る」、そして、「ポイズンアイビーの触れたものと知らずに間接的に触る」があります。

無意識のうちに触っていたものが実はウルシオールを含んでいたというのは怖いですね。どんな経路が考えられるかも後半で説明します。

見かけたら触らない

ポイズンアイビーは葉っぱや茎や根(全部です!)に強いアレルギー物質が含まれています。ですので、まず直接触らないのが一番大事。

生えている確率が確実に高いであろう、トレイルや山林には絶対に半ズボンなどでいかない、何が生えているか確認せずに闇雲に丈の低い葉っぱや茂みを踏み倒したり、かき分けて突っ込んでいかないこと。

長ズボン、できれば長袖、(夏は辛い!)そして帽子。万が一触っても10分以内に石鹸で洗い流せば症状が軽くなるようなので、キャンプやバーベキューなどに行く場合は念のため石鹸も持参です。

ポイズンアイビーのかぶれを防ぐ塗り薬っていうのも薬局にはあるらしいので、気になる人は携帯したらいいですね。

スーパーや薬局ではかなりの種類のポイズンアイビー対策クリーム、かゆみ止めなどが売っています。しかし、旦那曰く、本格的に触ってしまった場合、医者に行って薬をもらってくるしかない。と言っていますので、これは!と思ったら、悪化する前にすぐ行くのが理想ですね。




間接的にもウルシオールには触らない工夫を

間接的に触ってしまう可能性として、知らずにポイズンアイビーに触れた衣服に素手で触る、とか、ポイズンアイビーの茂みで駆け回ってきた犬の毛を手で撫でる、とか、アイビーに触れた人が触った食器で食事をしてしまう、とか、タオルやドアノブやリモコンなど、家族で共有しているものを触ったり、知らずにアイビーを踏んでいた靴を脱ぐ時に手で触ってしまった、などが考えられます。

見えないからこそ、うっかり気が回らなかったという感じのケースですよね。どこに触れたかわからない分、厄介さが増します。

ちなみにうちの旦那は、フル装備で庭の手入れをしていたにも関わらず、どこかで間接的に(服を脱ぐ際に服についた部分を触ってしまったとか)触れたことでアレルギー反応を起こしたこともあります。本人は全く謎のようでした。

犬、猫などペットをむやみに茂みの中を歩かせない、頭上からもうっかりポイズンアイビーの葉っぱが落ちてきたり、ぶら下がった蔓に触れないかチェック、などの対策が必要です。




ポイズンアイビーをうっかり燃やさない

ポイズンアイビーは触れる他にも、燃やしてその煙を吸い込むとひどいアレルギー反応が出ます。しかもその場合、気管や肺の中がアレルギー物質と接触したことになりますから、もっと厄介なことになります。

キャンプやバーベキューで火を使う際は、やたら滅多にその辺の枯葉や緑の葉っぱを燃やさないようにしましょう。

燃やすのはちゃんとしたバーベキュー用の燃料や、安全な薪だけにしましょう!!

ポイズンアイビーの枯葉、種にも触らない!

これがまた厄介なのですが、ポイズンアイビーの葉っぱは秋になるとオレンジや紅に美しく染まって、見た目美しく色づきます。そして当然ですが、地面に落ちます。

ですので、葉っぱが積もっているところに行っても、「落ち葉がいっぱい、うわーい!」とつかんで投げたり、ダイブしないようにしましょう。

ちなみに、うちの子供はまだ小さいしやりかねないなと思い、なるべく葉っぱの溜まり場には連れて行かないようにしています。

万が一ポイズンアイビーに触ったら石鹸と流水で洗う

触ってから10分以内に水や石鹸で洗い流せばかなり緩和はできるらしいんですが、やっぱりかぶれることはかぶれるようです。

そして、その重さも個人差があるので、まず触らないことを前提とした方が得策です。

旦那はシャワーで全身を洗ったでも24時間後ぐらいから症状が出たことがあったので、洗ったからと言って症状が絶対でないわけでもないんですね。




ポイズンアイビーを見分けられるようになろう!

冒頭もお伝えしましたが、ポイズンアイビーは零れ種や鳥のフン、そして自分の地下茎などからどこでも生えてきます。そして、一箇所見つけると、よく見たらあたり一面ポイズンアイビーで埋め尽くされていた!ということも少なくありません。

ですので、そこら中にあることを想定で、見分けられるようになっておけばその都度避けることができます。

「見て、これポイズンアイビー」

旦那が「あれがポイズンアイビー」と手前のを指しているんですが、知らない人は全然わからないと思いますが、わかるようになると結構な数発見できる恐怖画像です。(笑)

家に帰ってからよく見ると、後ろにかなりの数ポイズンアイビーが生えていたのでびっくり。こういう茂みにヅカヅカ入らないようにしましょう!

せっかくの散歩中、旦那にはできればこんな毒草注意の紹介よりも「あれ、ミキプルーンの苗木」とか楽しいことを言って欲しいわ。本当に。

こんなのどかな運河沿いにもわんさか生えているので注意。

木に蔦が絡まってるのはまずポイズンアイビーを疑ってかかったほうがいいですね。こんな感じの鬱蒼としたトレイル、そして山林は本当に要注意です!

こういうところにもし転んでしまったらどこかしらのポイズンアイビーに確実に触ってしまいそうで恐怖。犬の散歩などは要注意ですねー。

プリンストンのカナルパークってかなり有名な名所のはずなんだけど、ぜんっぜん人が歩いてなかったのはポイズンアイビーが繁茂していたからなのかなと最近思います。こんな感じの自然いっぱいのところは気をつけましょうね。

なんだろなポイント!

ポイズンアイビーの見分け方は簡単なので画像で覚えよう!そして常に外では「ひょっとしたらすぐ近くに生えているかもしれない!」という危機感を持とう!

ポイズンアイビーはどーこだ 画像で学ぶ特徴

では、ポイズンアイビーを見分けられるように練習です。

練習1

いつもより大きい画像でお送りします。ポイズンアイビーの葉っぱの特徴は、まず、三枚葉。こんな雑草の藪の中で3枚が1セットになっている葉っぱがあれば、まずポイズンアイビーを疑い、触らない、近づかない。

目をこらすと、結構な頻度で発見できると思います。わかりますか?わからないという方は、次のもうちょっとわかりやすい写真をご紹介します。

練習2

はい、上の写真の真ん中に濃い緑の3枚1セットの葉っぱがありますね。これがポイズンアイビーです。必要な方はスマフォにダウンロードしてアウトドアの時に役立ててくださいね。

葉っぱの特徴として、緑(明るい緑、深緑もあり)の葉っぱ、3枚1セット、そして葉っぱは先が尖っている形。葉っぱの裏には毛が生えていることも多いようですが、めくって確認することはできないので、この生え方の場合はわかりません。

新芽(かなり小さい)の時は、葉っぱが赤茶色、赤黒い紫、そして茎も赤黒い紫だったり赤茶色だったりと言われます。

新芽の時も3枚1セットなので、大きさにかかわらず、3枚1セットの葉っぱはポイズンアイビーかもしれないと思っておいたほうが無難です。

こんな葉っぱが木の幹に絡まる蔦や、地面にいっぱい生えていたら、触らない、近づかないでくださいね。上の写真、よく見ると、中央背後、右上、右下(小さいのがいくつか)、そして左下にも大きいのがあるのがわかりますか?

解説が心霊写真みたいな口調になっていますが、ごめんなさいね。一つ見つけると、群生していることが多いです。

では次も行ってみましょう。

練習3

これはさっきの写真とはちょっと離れた場所に生えていた3枚1セットの葉っぱですが、真ん中の大きな3枚1セットの葉っぱは先ほどのと比べてもっと黄色っぽくて薄くて柔らかそうな印象を受けます。

でも、夫とじい様によれば、茎も赤みがあるし、ポイズンアイビーであろう、とのことなので、はい、絶対触らない、近づかない。

再度練習1の画像を見てみましょう

では、最初の写真をもう一度目を凝らして見てみましょう。今度は見つけられると思います。

時間経過の心理を利用したで学習方法(笑)

どこにあるかは明かさないでおきますが、3枚1セットが結構生えているのが発見できると思います。よく見るとゾッとする画像ですよ。

 

そう、そこらじゅう、そこらじゅうに! 真ん中あたり横に一直線に生えていますね。おそらく地下茎が伸びているのでそのライン状に葉が出ているのではと思います。これをむやみにツルハシなどでぶった切ってしまうと、根は死んでいないのでまた芋づる式に出て来ます。




まとめ

いかがでしたか?今日は夏休み本番ということで、アウトドア、キャンプ、バーベキューなど楽しいレジャーの際に是非とも気をつけたい「ポイズンアイビー」の怖さと、見た目の特徴などをてんこ盛りでお伝えしました。

どなた様もポイズンアイビーの特徴を覚えて、被害に合わないよう、楽しい夏をお過ごしくださいね!

 

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