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アメリカの家のエアコン・ファーナスフィルター交換方法|セントラルヒーティングとダクト掃除の基本

住まい
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ご家庭のエアコンや暖房のファーナスに、フィルターがあるのをご存知ですか?

そして、そのフィルターを定期的に交換する必要があるのをご存知でしたか?

日本からアメリカに来ると、家の冷暖房の仕組みがかなり違っていて驚くことがあります。日本では各部屋に壁掛けのエアコンがあり、そのフィルターを外して洗う、というイメージの方が多いと思います。アメリカでも一室ずつつける日本流のエアコンも少しずつ普及して来ていますが、まだまだ一般的ではありません。

一方、アメリカの家では、Central Heating、Central Air、HVACと呼ばれる、家全体を一つのシステムで冷暖房する仕組みがよく使われています。

地下室やクローゼット、ユーティリティルームなどに大きな機械があり、そこからダクトを通して各部屋に温かい空気、または冷たい空気が送られます。

このシステムには、空気を取り込む場所にフィルターが入っていることが多く、そのフィルターは基本的に使い捨てです。定期的に交換しないと、空気の流れが悪くなったり、冷暖房効率が下がったり、埃や花粉が気になったり、機械に負担がかかったりします。

この記事では、アメリカの住居でよく使われるセントラルヒーティング・セントラルエアのファーナスフィルター交換方法、交換頻度、フィルターの選び方、そしてダクトや通気口の掃除について紹介します。

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アメリカ住居のエアコンのフィルター交換・ダクト・ファーナス掃除の方法

こんにちはー。なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmericaです。

アメリカのお家は、セントラルヒーティングやセントラルエアのことが多いですね。

セントラルヒーティングは家全体を一つの冷暖房システムで管理し、冬は温かい空気を、夏は冷たい空気を、ダクトを通して各部屋に送る仕組みです。

寒冷地では、冬に家全体をある程度温めておかないと、水道管が凍結・破裂するリスクもあります。日本のように「使っている部屋だけ暖める」という感覚とは少し違い、家全体の温度管理がとても重要になります。

今回は、アメリカの家で見落としがちなファーナスフィルターの交換と、室内の通気口・ダクトまわりの掃除についてまとめます。

ファーナスのフィルターをきちんと交換したり、通気口の埃を掃除したりすると、家の空気がすっきりし、冷暖房の効率も保ちやすくなります。アレルギーや喘息、花粉、ペットの毛が気になるご家庭では、特に意識しておきたいメンテナンスです。

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ファーナスってなんだろな

ファーナス、furnaceとは、ざっくり言うと、アメリカの家の暖房システムの中心になる機械です。

日本語では「炉」「暖房炉」と訳されることもありますが、家庭用のセントラルヒーティング機器と考えるとわかりやすいです。

多くの家では、地下室、ボイラールーム、ユーティリティルーム、ガレージ、クローゼットなどに大きな機械があります。そこにダクトがつながっていて、家中の部屋に空気を送ります。日本の壁掛けエアコンに慣れていると、アメリカのファーナスはかなり大きく、無骨で、「何これ?」という感じがするかもしれません。

うちのニュージャージーのコンドミニアムでは、地下室がないため、ファーナスが2階の廊下のクローゼットの中にあります。引っ越してきた日に開けてみて、ばばーーーーん!と大きな機械が出てきて、かなりびっくりしました。

日本のエアコンのように、パカッと開けてフィルターを外し、洗って戻す、または自動で定期的に掃除してくれるというシンプルな作りではありません。

アメリカの家電や住宅設備は、こういうところで「なぜこの設計なのか」と思うことがあります。日本の家電のユーザーへの親切さに慣れていると、アメリカの設備の無骨さに毎回ちょっと驚きます。

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ファーナスのフィルターを変えよう

日本のエアコンにもフィルターがついていますよね。

最近の日本のエアコンなら、自動フィルター掃除機能がついていたり、パネルを開けると簡単にフィルターを取り外せたりします。しかし、アメリカのファーナスには、全自動フィルター掃除機能などは基本的についていません。フィルターは使い捨てで、定期的に新しいものに交換します。

ファーナスやHVACシステムは、家の中の空気を取り込み、その空気を温めたり冷やしたりして、ダクトを通して各部屋に送ります。その時、空気中の埃、花粉、ペットの毛、繊維くずなどをある程度フィルターで捕まえています。

つまり、フィルターが汚れていると、空気の流れが悪くなります。

空気の流れが悪くなると、システムに負担がかかりますし、冷暖房の効率も落ちやすくなります。

ENERGY STARも、少なくとも3ヶ月ごとにフィルターを交換することをすすめています。さらに、暖房・冷房をよく使う季節には、毎月フィルターを確認するのがよいとされています。

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ファーナスフィルターを交換する理由

ファーナスフィルターを交換する理由は、大きく分けて二つあります。

一つは、HVACシステムを守るためです。

フィルターが詰まると、空気がうまく流れず、機械に負担がかかります。暖房や冷房が効きにくくなったり、電気代やガス代が上がったり、故障につながることもあります。

もう一つは、室内の空気を少しでもきれいに保つためです。

フィルターは、埃、花粉、ペットの毛、カビの胞子、その他の粒子をある程度捕まえます。もちろん、フィルターを交換しただけで家中の空気が完璧にきれいになるわけではありませんが、汚れたフィルターを放置するよりは、定期的に交換した方が気持ちよく過ごせます。

特に、ペットがいる家、タバコを吸う人がいる家、アレルギーや喘息がある人がいる家、花粉の季節、改装工事や引っ越しの直後などは、フィルターが汚れやすくなります。

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フィルターにはサイズがある

ファーナスフィルターを買う時に、まず大事なのはサイズです。

フィルターは、どれでも同じではありません。

縦、横、厚さが決まっています。

たとえば、16 x 20 x 1、20 x 25 x 1、16 x 25 x 4 など、インチ表記でサイズが書かれています。

古いフィルターの側面にサイズが印刷されていることが多いので、まずはそれを確認しましょう。

間違ったサイズを買うと入りません。

アメリカの家では、このフィルターサイズが本当にまちまちです。以前の家ではわかりやすかったのに、次の家では全然違うサイズだったりします。

スタンダードがあるようで、実は家ごとに結構違う。このへんがまたアメリカらしいところです。

初めて交換する時は、古いフィルターを取り出して、サイズを写真に撮っておくのがおすすめです。AmazonやHome Depot、Lowe’s、Walmart、Costcoなどで同じサイズを探せます。

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MERVとは何か

フィルターを買う時に、もう一つよく見るのがMERVという数字です。

MERVは、Minimum Efficiency Reporting Valueの略で、フィルターが空気中の粒子をどのくらい捕まえられるかを示す目安です。

数字が高いほど細かい粒子を捕まえやすい傾向があります。

ただし、数字が高ければ高いほど良い、という単純な話ではありません。

MERVが高いフィルターは空気抵抗も大きくなることがあり、古いHVACシステムや性能が合わない機種では、空気の流れを妨げてしまう可能性があります。

そのため、必ずファーナスやHVACのマニュアルを確認し、その機種に合ったMERVのフィルターを選ぶことが大事です。

アレルギーやペットの毛が気になるからといって、いきなり最高レベルのフィルターを入れるのではなく、自宅のシステムに合う範囲で選ぶのが安全です。

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ファーナスフィルターの交換頻度

フィルターの交換頻度は、フィルターの厚さ、使用頻度、家族構成、ペットの有無、アレルギーの有無、季節によって変わります。

一般的には、薄い1インチ程度のフィルターは1ヶ月から3ヶ月に一度くらいで交換する家庭が多いです。厚みのあるフィルターは、もう少し長く使えることがあります。

ただし、これはあくまで目安です。

ENERGY STARは、少なくとも3ヶ月ごとにフィルターを交換し、暖房や冷房をよく使う季節には毎月確認することをすすめています。

ペットがいる、花粉が多い、家族が多い、改装工事をした、近くで工事があった、タバコの煙がある、アレルギー持ちがいる、こうした場合はもっと頻繁に確認した方がよいです。

うちのように1インチのフィルターだと、1ヶ月から3ヶ月ごとという感じになるので、結構な頻度です。

「またフィルター交換?また買うの?」と思います。

試されるアメリカ生活です。でも、HVACの修理代を考えると、フィルター交換はかなり安いメンテナンスだと思って、忘れずにやる方が安心です。というか、日本の会社がアメリカのセントラルヒーティングの機械やシステムを作ってくれないのか、私は黒船を心待ちにしております。

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ファーナスフィルターの交換方法

フィルター交換の手順は

まずHVAC・ファーナスの電源をオフにする。
古いフィルターを取り出す。
同じサイズの新しいフィルターを向きに注意して入れる。
元どおりに閉める。
電源を戻す。

やること自体はシンプルです。

ただし、フィルターの場所がわかりやすい家と、信じられないくらいわかりづらい家があります。

アメリカの住宅設備、ここが本当にやっかいです。本当に、アメリカのこういう機械、何を考えて作っているんだろうと感じるものが多いです。

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まず電源をオフにする

最初に、安全のためにファーナスやHVACシステムをオフにします。

サーモスタット、thermostatの設定をOFFにし、可能であればファーナス本体の電源スイッチやブレーカーも確認します。

ファーナスの近くに、照明スイッチのような形の電源スイッチがあることもあります。機種によって違うので、わからない場合はマニュアルを確認してください。

マニュアルが手元にない場合は、ファーナス本体に貼られているメーカー名と型番を探し、インターネットで検索するとPDFのマニュアルが見つかることがあります。

アメリカの家の設備は、取扱説明書がどこかに行ってしまっていることも多いので、メーカー名と型番を写真に撮っておくと便利です。オンラインで検索できることも多いです。

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古いフィルターを取り出す

次に、古いフィルターを取り出します。

フィルターの場所は、ファーナス本体の近くにある場合もあれば、return ventという大きな吸い込み口の中にある場合もあります。

以前住んでいたオハイオの家では、フィルターのスロットが比較的わかりやすい場所にありました。

ところが、ニュージャージーのコンドミニアムのファーナスでは、フィルターを入れる場所が超絶わかりづらく、なんとスクリュードライバーでいちいち鉄板を開け閉めしないと交換できない構造でした。

最初見た時、「なぜこんなユーザーエクスペリエンスを完全に無視した設計なのだろう」と不安と疑問でいっぱいになりました。

日本のエアコンなら、パカーンと開けて、カチッとフィルターを外して、洗って戻す。それに比べて、アメリカのこの鉄板とネジ方式。もっとカセット式みたいにできないんでしょうか。設計の人、本当に毎月これを交換する人のことを考えましたか?と聞きたくなります。

でも、文句を言ってもフィルターは交換しなければならないので、頑張って場所を見つけます。どうしても見つからない場合は、マニュアルを読むか、型番で検索するか、HVAC業者に点検時に教えてもらうのが良いと思います。

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新しいフィルターを入れる

古いフィルターを取り出したら、新しいフィルターを入れます。

ここで大事なのが、向きです。

フィルターの側面に、Air Flow、つまり空気の流れの向きを示す矢印が書いてあります。

その矢印を、空気が流れる方向に合わせて入れます。

この向きを間違えると、フィルターが正しく機能しにくくなります。

古いフィルターが入っていた向きを写真に撮っておくと安心です。

新しいフィルターを入れたら、カバーを閉めます。ネジで閉めるタイプならネジを戻します。

うちのように、いちいちネジを開け閉めするのが面倒で、以前の大家さんが油性ペンで場所を書いていたようなファーナスもあります。アメリカの住宅設備、こういうところが本当に味わい深いです。

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電源を戻す

フィルターを入れ替えたら、サーモスタットやファーナス本体の電源を元に戻します。

暖房または冷房が正常に動くか確認します。

これでフィルター交換は完了です。

慣れると数分で終わります。

ただし、初回はフィルターの場所を探すのに時間がかかるかもしれません。

「うちのフィルターはどこ?」というところから始まるのが、アメリカ生活あるあるです。

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ダクト掃除の前に知っておきたいこと

次に、ダクトや通気口まわりの掃除についてです。

ここでまず大事なのは、家中のダクト内部を本格的に掃除する必要があるかどうかです。

以前は「定期的にダクトクリーニングをした方が空気がきれいになる」と思われがちでしたが、EPAは、ダクト掃除を定期的なルーティンとして必ず行うべきとはしていません。EPAは、ダクト掃除が健康問題を防ぐことを示す決定的な証拠はなく、ダクト内部の汚れの多くは表面に付着していて必ずしも生活空間に入ってくるわけではないと説明しています。

つまり、毎年必ず業者を呼んでダクト全体を掃除しなければいけない、というわけではありません。

ただし、カビが見える、害虫やネズミの形跡がある、ダクトから埃が大量に吹き出す、リノベーションや工事後に埃が大量に入った、異臭がする、という場合は、専門業者に相談した方がよいことがあります。

この記事で紹介するのは、家中のダクト内部を業者のように掃除する方法ではなく、室内から見える通気口カバーや手の届く範囲の埃を取る、日常的な掃除です。

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通気口カバーを外して掃除する

アメリカの家には、各部屋に空気が出てくるventやregister、空気を吸い込むreturn ventがあります。

床、壁、天井についていることがあります。

カバーは格子状だったり、スリット状だったりします。ネジで固定されているものもあれば、手で簡単に外せるものもあります。

掃除する時は、まずカバーを外します。

ネジで固定されている場合は、ドライバーを使います。

外したカバーは、掃除機で埃を吸うか、乾いた布や使い古しの歯ブラシで汚れを取ります。汚れがひどい場合は、水拭きしてよく乾かしてから戻します。

このカバーだけでも、かなり埃がたまります。

特に、床にあるventは、髪の毛、ペットの毛、埃、小さなゴミが落ちやすいです。

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ダクトの入り口の埃を取る

カバーを外したら、手の届く範囲の埃を掃除します。

ペンキ用の固めのハケ、掃除機の細いノズル、マイクロファイバークロスなどを使うと便利です。

奥まで無理に道具を突っ込む必要はありません。

見える範囲、手の届く範囲、掃除機で届く範囲をきれいにするだけでも、気持ちはかなり違います。

部屋に空気を出すダクトより、部屋の空気を吸い込むreturn ventの方が埃がたまりやすいことがあります。

Return ventは、家の空気をファーナスやエアコンシステムに戻すための吸い込み口です。ここが埃だらけだと、フィルターにも負担がかかります。

大きなreturn ventのカバーは、たまに外して掃除機をかけるとかなりすっきりします。

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掃除の順番はダクトまわり掃除の後にフィルター交換

もし通気口やreturn ventの掃除をするなら、先にダクトまわりの掃除をしてから、最後にフィルターを交換するのがおすすめです。

掃除中に埃が舞ったり、return ventに埃が入ったりする可能性があるからです。

せっかく新しいフィルターに交換してから埃だらけの掃除をするより、通気口まわりを掃除してから新しいフィルターにする方が気持ちがいいです。

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業者によるダクトクリーニングは必要か

アメリカでは、Air Duct Cleaningの広告をよく見かけます。

「家の空気をきれいにします」「アレルギー対策に」「今だけ割引」など、かなり魅力的に見えることもあります。

ただし、EPAは、ダクト掃除を定期的に行う必要があるとは言っていません。また、EPAがダクトクリーニング業者を認証しているということもありません。業者が「EPA certified」と言う場合は注意が必要です。

もちろん、必要なケースもあります。

目に見えるカビがある。
ダクト内に害虫やネズミがいる。
ダクトから大量の埃やゴミが出る。
リノベーション後でダクト内に建築埃が入り込んだ。
異臭がする。
HVAC専門業者に点検で指摘された。

こういう場合は、信頼できる専門業者に相談するのが良いと思います。

一方で、何の問題もないのに毎年必ずダクトクリーニングをしなければならない、というわけではなさそうです。

アメリカ生活では、業者からのおすすめが本当に必要なメンテナンスなのか、単なるアップセルなのか、見極めることも大事です。

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アレルギーが気になる家庭でできること

アレルギーがある家庭では、ファーナスフィルターや通気口掃除は特に気になりますよね。

ただ、室内空気をきれいにするには、フィルター交換だけではなく、いろいろな要素があります。

掃除機をこまめにかける。
カーペットやラグの埃を減らす。
寝具を洗う。
ペットの毛を掃除する。
湿度を管理する。
カビを防ぐ。
キッチンやバスルームの換気をする。
花粉の季節は窓の開け方に注意する。

フィルターだけで全部解決するわけではありませんが、汚れたフィルターを放置するよりは、定期的に交換した方がよいです。

また、アレルギー対策として高性能フィルターを使いたい場合は、自宅のHVACシステムがそのフィルターに対応しているか確認してください。

MERVの高すぎるフィルターを入れて空気の流れが悪くなると、かえってシステムに負担がかかることがあります。

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賃貸の場合はどうするか

賃貸アパートやコンドに住んでいる場合、フィルター交換を誰が担当するかは物件によって違います。

テナントが自分で交換する場合もあれば、管理会社やメンテナンススタッフが定期的に交換してくれる場合もあります。

入居時に確認しておくと安心です。

「HVAC filterはどこにありますか?」
「交換頻度はどのくらいですか?」
「フィルターは自分で買う必要がありますか?」
「メンテナンスが交換してくれますか?」

こうしたことを聞いておくとよいです。

特にアパートでは、フィルターの場所が天井や壁のreturn ventの中にあることもあります。

どこにあるかわからないまま何年も交換していない、というのは避けたいところです。

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持ち家の場合はメンテナンス記録をつけよう

持ち家の場合は、フィルター交換の責任は自分にあります。

おすすめは、フィルター交換日をカレンダーやスマホに記録しておくことです。

フィルターのサイズ、MERV、購入先、交換日をメモしておくと、次回とても楽です。

私はこういう家のメンテナンス情報は、写真を撮って保存しておくのが一番だと思います。

フィルターサイズの写真。
ファーナス本体の型番の写真。
交換場所の写真。
買った商品の写真。

次回、AmazonやHome Depotで同じものを買う時に迷わずに済みます。

アメリカの家は、こういう細かいメンテナンスを積み重ねて維持していく感じがあります。

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ファーナスまわりでプロに頼むべきこと

フィルター交換や通気口カバーの掃除は自分でできることが多いですが、ファーナス本体の点検や修理は専門業者に頼むべきです。

ガスを使うファーナスの場合、燃焼、排気、一酸化炭素、配線、モーター、熱交換器など、素人が触るべきではない部分があります。

変なにおいがする。
異音がする。
暖房が効かない。
冷房が効かない。
ファーナスが頻繁に止まる。
水漏れしている。
エラーコードが出ている。
ブレーカーが落ちる。
一酸化炭素警報器が鳴る。

こういう場合は、自分で分解しようとせず、HVAC業者に連絡してください。

特に一酸化炭素警報器が鳴った場合は、すぐに安全確保が必要です。

アメリカの家では、Carbon Monoxide Detector、一酸化炭素警報器も必ず確認しておきたいアイテムです。

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今日の英語

furnace
ファーナス、暖房炉、家庭用暖房機

HVAC
Heating, Ventilation, and Air Conditioning、冷暖房・換気システム

central heating
セントラルヒーティング、家全体の暖房

central air
家全体の冷房

thermostat
温度調節パネル、サーモスタット

air filter
空気フィルター

furnace filter
ファーナス用フィルター

MERV
フィルター性能を示す数値

air flow
空気の流れ

return vent
空気を吸い込む通気口

supply vent
空気を送り出す通気口

register
通気口カバー

duct
ダクト、空気の通り道

air duct cleaning
ダクト清掃

carbon monoxide detector
一酸化炭素警報器

maintenance
メンテナンス、保守管理

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まとめ

アメリカの家に多いセントラルヒーティングやセントラルエアには、ファーナスフィルター、またはHVACフィルターがあります。

日本のエアコンのように洗って戻すタイプではなく、基本的には使い捨てで、定期的に交換する必要があります。

フィルターを交換することで、空気の流れを保ち、HVACシステムへの負担を減らし、室内の埃や花粉、ペットの毛などをある程度捕まえることができます。ENERGY STARも、少なくとも3ヶ月ごとの交換と、よく使う季節の毎月チェックをすすめています。

交換する時は、まずサイズを確認し、フィルター側面のAir Flowの矢印に注意して入れます。MERVの数字も大事ですが、高ければ高いほどよいというわけではなく、自宅のHVACシステムに合うものを選ぶ必要があります。

また、通気口カバーやreturn ventまわりの埃は、自分で掃除できます。カバーを外して埃を取り、掃除機や布で手の届く範囲をきれいにすると、かなりすっきりします。

一方で、家中のダクト内部を業者に頼んで定期的に掃除する必要があるかは、状況によります。EPAは、ダクト掃除を定期メンテナンスとして必ず行うべきとはしておらず、カビ、害虫、大量の埃、異臭など明確な問題がある場合に検討するものとしています。

アメリカの家は、日本の家と仕組みが違うので、最初は戸惑います。

でも、フィルター交換や通気口掃除のような小さなメンテナンスを覚えておくと、家の空気も気持ちもすっきりします。

「これどうやって掃除するの?」と困っていた方の参考になれば嬉しいです。

住まい
この記事の著者
Kyoko Bartley

ニュージャージー在住。
幼少期からアメリカの映画やアニメーション、音楽に親しみ、大学ではアメリカ文化を専攻。留学・研究を経て2011年に渡米し、国際結婚、妊娠・出産、現地就職、住宅購入などを通して、外国人としてアメリカ社会で暮らすリアルを経験してきた。

2018年より、在米日本人向けアメリカ生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」 を運営。教科書やガイドブックには載らない、実体験にもとづく生活情報や、文化の違いから生まれる「?」を「!」に変える視点を発信している。

また、プリンストンエリアを拠点に画家としても活動し、原画やグッズの制作・販売を行っている。

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