アメリカ歯科治療体験記シリーズ7 夫にも見逃されていた問題発見

みなさまお待ちかね、アメリカ歯科体験記第7回です。今回は新しくお世話になっている良い歯医者さんの検診にて、今度は夫に問題が見つかった話です。

こちらも本来なら2017年2月に初めて夫が検査を受けた際に指摘されているべき点でした。ヤブの悪行はまだまだ痕跡が残っています。

アメリカ歯科治療体験記シリーズ7 今度は夫にも問題発見

こんにちはー。ライターのキョウコ@NandaroAmericaでーす。

歯科シリーズ前回は、日本位一時滞在した際に診ていただいた信頼できる歯医者さんが、私の大きな虫歯を発見してくださいました。お医者さん的には「レントゲン撮ってるのにこれが見つからないって、そのお医者さん、何!?」とのこと。

今回は私の歯っ欠け事件のおかげで新しく出会えた良い歯医者さんのところで、今度は夫に問題が発見され、専門医とのカウンセリングを受ける話です。



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今度は夫が新しい歯医者での検診で親知らずに問題があることがわかる

夫は2016年2月に夫はヤブにて検診を受けたっきりでしたが、その後、ヤブオフィスにて、クリーニングの予約も取れたことがなかったので、ずっと放置でした。

さて、夫は新しい歯医者さんで実に2年数か月ぶりに検診を受けました。毎月歯科の保険料を払っているのにかかわらず、ヤブオフィスで予約が取れないため、払うだけ損でしたね!お金返して欲しい、シグナ!

保険料払っているのに、保険会社の指定している医師・医院数が少なすぎ・またはヤブだけという無理ゲーを強いられていました。そこからの脱却は前回のシリーズ6の記事をお読みくださいね。

ヤブ医者は娘の件といい、私の虫歯を見逃されていた件といい、新しく出会えた良医者と日本の信頼のできる長い付き合いの歯医者さんの指摘から、ヤブ医者から発展して「病気を大きくなるまで待たせてあとで大掛かりな治療をしてお金を取るであろう策謀家」という認識に変わりました。

ということで、ヤブと保険会社への恨みは一生消えません。このような目に遭う人がもう出ないように、注意喚起として何度も書いております。(涙)

検診の結果、歯肉の中にある親知らずが前の歯を押したりして問題を起こしていることがわかりました。で、そこからの処置のスピードがすごいです。普通こうなんだろうけど、良い先生、フットワークが軽いです!

以後トントン拍子で良い方へ急展開!




骨の中の親知らずに虫歯の危機が!

夫の親知らずは骨の中にあって、出てきていないのですが、前の歯が年齢とともにわずかに移動し、歯肉の中にある親知らずも虫歯の危機があることがわかりました。

これはレントゲンを見た歯科医が診断してくれたこと。

専門医の指導を受けるべきということで、その日に再度診察の予約を取りました。予約が次の週、というかなりのスピードで取れました。ラッキーです!

今度は口腔外科の専門医がカウンセリングをしてくれて、どうするべきなのか進めてくれるということでした。私自身は親知らず4本を全身麻酔で手術して取っているので、親知らずの痛みや、骨の中から出てこないで前の歯を押す(そして虫歯にしてしまう)恐怖、すごくよくわかります。




すぐに口腔外科の専門医の指導が受けられる

口腔外科の医師は、今すぐに親知らずを取る必要はない(夫は働いているし)けど、できるならウォーターピックで、押されている奥歯と親知らずの間をまめに洗浄し、ちゃんと検診を受けましょうとのこと。

Waterpikはコストコでもよく売られているのだけど、矯正とかされている人にもかなり良いらしいですよ。夫の場合、奥歯の根元部分をこれでよく洗って、中で接触している親知らずの虫歯化を防ぐ、ということみたいです。


専門医だからCoPayはかかったけれど、悪くなる前にしっかりと診断していただけて本当に良かった。見よ、このヤブオフィスとの違いを!予約の担当者から医師から速度から、何から何まで違うぜ!!

ということで、虫歯じゃなかったので経過観察で済みました。ちょっと安心。

親知らずの手術、大変なんですよね。本人も周りも。1週間は流動食。そのため食事回数が増える。口内を綺麗にしていなくちゃいけないからしょっちゅううがいしたり、仕事していたら流動食ランチは難しい。術後の経過観察も数回通いますしね。

お医者さんはこの術後の状態・通院vs仕事のことも考えてくれてるのね。感謝。

娘、私もこの歯医者さんで検診とクリーニングを受け、大満足

娘は小さいので大人のような念入りな長時間のクリーニングは受けませんが、レントゲン、診断、歯磨きの指導、フッ素塗布、など一通りの項目を「楽しく」受けることができました。

歯科衛生士の方がお母さんで、とってもフレンドリー。

「歯医者さん=怖い」になっている娘に対し、器具の説明を子供に丁寧にし、怖くない、痛くない、とメンタルケアまでしていただきました。もうあんな怖い歯医者さん、いやだ、もう行きたくない!という状態だったのに、家に帰ってきてから

将来歯医者になりたい

とまでいうようになりました。(笑)はーい、頑張って勉強して歯学を志してくれぃ!

私は日本で治療してきたこともあって、検診の結果は虫歯なしでしたが、「歯と歯の間がとっても詰まっているタイプ」なので、フロスを使うように勧められたりと、アドバイスを受けることもできました。

こういうのがええよと。


磨き方も一応指導があったので、懇切丁寧なコミュニケーションが取れて嬉しかったです。




良い歯医者さん・悪い歯医者さんの見極め方

ということで新しい歯医者さんを見つけ、現在我が家はアメリカでの歯科にも満足しております。

前回ヤブを見分ける注意点を箇条書きにしましたが、良い(普通の)お医者さんの印象・待遇もまとめておきます。

ちょっとでもこれ、ありえない!ということを経験したらお医者さんを変えるのを検討するのもありです!うちみたいに酷いところで虫歯放置されたらたまったもんじゃないです。

良い歯医者さん編

  • 受付、医師、スタッフさんが優しい、オフィスが清潔で明るい。
  • 緊急の時(歯が欠けた、痛い)すぐ診てくれる(これはオフィスによるかも)
  • 小児歯科医はいないけれど4歳ならもう普通の歯科医で大丈夫と言ってくれた(虫歯があった場合・矯正などの場合はリファラルで小児歯科へ行けます)
  • コミュニケーションが明確でわかりやすくて具体的
  • 予算が明確で、医師と相談できる(この歯を治療するといくらかかります。治しますか?を丁寧に聞いてくれたし、責める、急かすようなことを言わなかった。)
  • レントゲン結果を見せてくれて、見ながら説明を受けた
  • 検診の予約もすぐできる(3日後とか)

ヤブ編

  • 初診に6か月、検診に4か月、検診してから治療に1ヶ月。
  • 電話が繋がらないことが多々。
  • 受付もお医者さんも殺伐としていてなんか怖い。オフィスは古くて汚い。大混雑。
  • 予約時間から数時間待つ。
  • 子供の麻酔使用に同意書がない。
  • 受付がずさんの極み。予約ミス。(キャンセル待ちが空いた電話がかかってきて、その日にしてもらったが、実際行ったら違う日だったとか、折り返しかけてくると言ってかけてこない。)
  • コミュニケーションなし。こちらからの質問、無視。医師、逃げる。
  • 予算不明瞭。後出し。高い。架空請求項目もある。
  • レントゲン結果、隠す。見せて説明しない。「大丈夫でっす!」の一言のみ。
  • 同業者が「これ気づかないわけがない」虫歯や問題を放置。
  • 次回の検診の予約はやる気ナッシング。家に帰って後日電話しろとか言われる。そしてたらい回し。さようなら。

同じ保険のお金を出していくなら、良いところに越したことはありません。

第一に、予約に6ヶ月かかっている時点で、年に2回の検診、4回のクリーニングが無料というのが自由に受けられず、保険会社もそんな状態の医院だけを保険の加入者に選ばせるのはおかしいです。

もしアメリカで歯医者さんをされている方が読んでくれていたら、これまで綴ったヤブ体験記の中で、医療従事者としての違反事項などあるのかどうかご意見を聞かせていただきたいです。お気軽にメール、ツイッターなどでコメントくださいませ。

次回アメリカ歯科体験シリーズ8は保険会社にヤブでの体験を報告するお話です。お楽しみに。

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