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英語で読み聞かせ Goodnight Moon|アメリカの赤ちゃん・幼児が読んで育つ定番絵本

#英語で読み聞かせ
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アメリカで、国際結婚で、永住前提で初めての育児をしていると、現地の子供たちが読んで育つ本が気になります。

これは、アメリカで育っていない親にとって、子供が巣立つまで長く続くテーマだと思います。

アメリカの子供ならだいたい知っている絵本。
赤ちゃんの頃に読んでもらう本。
プリスクールや図書館で出てくる本。
学校で先生が話題にする本。
親同士の会話で「ああ、あの本ね」となる本。

こういうものは、日本で育った親にはなかなかわかりづらいです。でも、そこで「知らないんだもん」では親としてあかん!と思います。子供が他の子が当たり前に読んで育つ本を読んだことがないというのは後々ひびくと思うのです。

うちの場合、義母が司書さんで子供の本にとても詳しいこともあり、「これは読んでおけば大丈夫」という絵本を教えてもらったり、買ってもらったりしてきました。

このシリーズでは、アメリカで育つ子供に読んであげたい英語の定番絵本や児童書を紹介していきます。

なお、この記事は「親が子供に読んであげる本」を紹介する目的で書いています。購入前に親御さんが内容を確認できるように、あらすじや本の中身に触れますので、ネタバレを含みます。お子さんに初めて読む前に内容を知りたくない方はご注意ください。

今回紹介するのは、アメリカの赤ちゃん・幼児向け絵本の超定番 Goodnight Moon です。

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英語で読み聞かせ Goodnight Moon

こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaです。

アメリカで育つ子供に読んであげたい英語の絵本、児童書、定番本を紹介しています。

今回ご紹介する商品はこちらです。

Goodnight Moon: A Beloved, Lulling Bedtime Story About a Little Bunny for Children (Ages 0-4)
Goodnight Moon: A Beloved, Lulling Bedtime Story About a Little Bunny for Children (Ages 0-4)

Goodnight Moon は、アメリカの本屋さんに行くと、今でもかなり高い確率で置いてあります。大きさや版の種類もいくつかあり、ロングセラーであり、今も人気があることがよくわかります。

アメリカでは、赤ちゃんから幼児期にかけて読み聞かせられる定番中の定番絵本の一つです。

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買った動機

アメリカの子供が読んで育つ定番を知りたかった

冒頭にも書きましたが、アメリカで育っていない親である私にとって、アメリカで英語を第一言語として生きていく子供の教育をどうサポートするかは大きな課題でした。

アメリカの子供たちは、どんな本を読んで育つのか。
どんな童謡や言い回しを知っているのか。
どんなキャラクターや絵本が「みんな知っているもの」なのか。
誰もが知っている本を、うちの子だけ知らないということがあるのか。

こういうことが気になりました。

日本で育った親なら、日本の子供が読んで育つ絵本や昔話の感覚があります。

ぐりとぐら。
はらぺこあおむし。
ノンタン。
いないいないばあ。
桃太郎、浦島太郎、かぐや姫。

もちろん世代差はありますが、なんとなく「子供に読んであげる定番」の感覚があります。でも、アメリカの絵本については、私は自分の幼少期に読んで育っていません。だから、義母や図書館、学校、本屋さん、現地の親御さんの会話を通じて、一つずつ学んでいく必要がありました。

Goodnight Moon は、まさにその「アメリカの子供が読んで育つ定番」として、早い段階で知った絵本です。

出産前に何人からもプレゼントされた

この本は、子供が生まれる前にプレゼントされました。

しかも、数人から。

つまり、それくらい「赤ちゃんが生まれるならこの本」という位置付けの本なのだと思います。

プレゼントが重なった時は、アメリカのギフトレシート制度のおかげで別のものに交換できましたが、複数の人から同じ本をもらった時点で、「これは相当な定番なのだな」と感じました。

アメリカで子供が生まれると、ベビーシャワーや出産祝いで絵本をもらうことがあります。その時に何度も名前が出る本は、やはり現地の文化的な定番です。

Goodnight Moon は、そういう本の一つです。

ギフトレシートについてはこちらをどうぞ。

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Goodnight Moonとはどんな本か

1947年出版のロングセラー絵本

Goodnight Moon は、1947年にアメリカで出版された絵本です。

著者は Margaret Wise Brown、マーガレット・ワイズ・ブラウン。イラストは Clement Hurd です。

出版からかなりの年月が経っていますが、今でも多くの子供たちに読まれているロングセラーです。

古い本なのに、今も本屋さんに普通に置いてある。価格も比較的安定している。多くの家庭で読み継がれている。

こういう本は、アメリカの子供文化を知る上でかなり重要だと思います。

子供部屋を舞台にした寝る前の本

この本の舞台は、子供部屋です。

部屋の中にあるものに、一つずつ「Goodnight」と言っていきます。

Goodnight room.
Goodnight moon.
Goodnight cow jumping over the moon.
Goodnight light.
Goodnight stars.
Goodnight air.

というように、部屋の中や外のもの、目に見えるもの、見えないものにまで「おやすみ」と言っていく内容です。

物語として大きな事件が起きるわけではありません。

冒険もしません。
誰かが戦うわけでもありません。
大きな教訓があるわけでもありません。
起承転結もかなり薄いです。

でも、それが良いのです。

この本は、子供を眠りに誘うための本です。

寝る前に部屋の中のものにおやすみを言って、だんだん静かになっていく。子供に「これから寝る時間だよ」と知らせる合図のような絵本です。

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読んで感じるアメリカの古き良き子供部屋

部屋の内装がクラシック

この本を読むと、当時のアメリカの子供部屋の雰囲気を感じます。

色使い。
家具。
ベッド。
暖炉。
壁にかかった絵。
部屋の中にある小物。

どれも少し古風で、クラシカルな空気があります。

今のアメリカの子供部屋とはかなり違うかもしれません。でも、そこがまた良いです。

古い時代のアメリカの暮らしを、絵本を通じて少し覗ける感じがあります。

温かいけれど少し不思議な雰囲気

Goodnight Moon は、温かい絵本ですが、同時に少し不思議な雰囲気もあります。

部屋の中にあるものに次々と「おやすみ」と言うだけなのに、どこか静かで、少し夢の中に入っていくような感じがあります。

色の使い方も独特で、明るいページと暗いページのバランスがあります。色使いには、当時の印刷技術での制約があったのかもしれませんが、ディック・ブルーナのミッフィーシリーズに通ずるものがあります。ミキハウスなどの子供服や、北欧などのちょっと高級なおもちゃの色味にも似ています。

これはまだ幼い子供の目と脳に認識しやすいカラーパレットでもあります。大人が見ている世界と子供に見えている世界、感受性は違うのだなあ、と子供の隣にいながら感じる瞬間でもあります。

子供を安心させる本でありながら、どこか静かな不思議さもある。この感じが、長く読み継がれている理由の一つなのかもしれません。

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日本で育った親にはわかりにくい表現もある

Cow jumping over the moon とマザーグース

この本の中には、Cow jumping over the moon という表現が出てきます。

これは、英語圏のマザーグースや童謡を知っている人にはおなじみのイメージです。

でも、日本で育った親には、最初はピンとこないかもしれません。

なぜ牛が月を飛び越えるのか。
これは何のことなのか。
なぜ部屋の絵にそんなものがあるのか。

こういうところで、アメリカや英語圏の子供文化の背景が必要になることがあります。

私の場合、米国文化研究出身であることと、夫がアメリカ人で言語学系の人間であることもあり、「なんだこれは」と思ったことは意地でも調べたり、夫に聞いたりしてきました。学費の元を取ってやるという、やや不純な動機もあります。

そして、子供に説明します。

子供が必要としているかどうかは別として、説明します。親の雑学放出タイムです。

果たして、こういう雑学が娘の将来に役立つのかはわかりません。でも、英語圏の絵本を読む時には、こうした背景が見えると親も面白いです。

古い本ならではの文化的な距離

Goodnight Moon は古い本なので、現代のアメリカの子供にとっても少し古風な部分はあると思います。

まして、日本で育った親には、当時の生活や文化がわからない部分もあります。

でも、それでいいと思います。

全部を完璧に理解しなくても、親子で読むことはできます。

むしろ、わからない部分を調べたり、夫や義母に聞いたりすることで、親もアメリカ文化を学ぶきっかけになります。

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Goodnight Moonの良いところ

英語が簡単で読みやすい

この本は、全体的に英語がとても簡単です。

英語が苦手な親御さんでも読みやすいと思います。

短い文。
繰り返し。
シンプルな単語。
ゆっくりしたリズム。

寝る前の読み聞かせに向いています。

英語の発音に自信がなくても、あまり構えず読める本です。

寝る前のルーティンにしやすい

Goodnight Moon は、寝る前に読むための本としてとても使いやすいです。

内容そのものが「おやすみ」を繰り返す構成なので、子供に「これから寝るんだよ」と知らせる合図になります。

子供の寝かしつけに苦労する親は、世界中にいます。時代も国も違っても、「いいから寝てくれ」と思う親の気持ちは普遍です。

この本を読んでいると、人類の歴史における寝かしつけの苦労に思いを馳せることができます。

他の英語絵本にも「いいから寝ろ」的な内容のものは多いですが、Goodnight Moon はその中でもかなり静かで定番感があります。

アメリカの絵本文化の入口になる

アメリカで子育てをするなら、この本を一度は読んでおくと良いと思います。

なぜなら、かなりの定番だからです。

図書館、本屋、ベビーギフト、絵本リスト、読み聞かせ記事などで、Goodnight Moon はよく見かけます。

アメリカで育つ子供に、現地の子供たちが共有している文化的な本を読んであげたい方には、まず押さえておきたい一冊です。

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短所

親の方が眠くなる

短所は、読んでいる親の方が眠くなることです。

かなり高い確率で眠くなります。

内容が静かです。
リズムがゆっくりです。
おやすみを繰り返します。
寝る前に読みます。
部屋は暗めです。
親はすでに疲れています。

眠くならない方が難しい。

子供を寝かせるために読んでいるのに、親が先に落ちそうになります。

これはある意味、絵本としての効果が高いとも言えます。

内容に派手さはない

冒険や笑い、大きな展開を求める子には、少し地味に感じるかもしれません。

ただ、赤ちゃん・幼児向けの寝る前の本としては、その地味さが良いところでもあります。

文化的背景がわからない部分がある

マザーグース的な表現や古い生活文化など、日本で育った親にはわかりにくいところがあります。

でも、そこは無理に全部説明しなくても大丈夫です。気になったら調べる、くらいで良いと思います。

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買うのに向いている人

アメリカで子育てをしている方

アメリカで子育てをされている方にはおすすめです。

特に、赤ちゃん・幼児期の読み聞かせ本として、定番を押さえておきたい方に向いています。

アメリカで育っていない親御さん

お子さんはアメリカで育つけれど、自分はアメリカで育っていないため、現地の子供の本の定番がわからないという方におすすめです。

この本はかなりの定番です。

バイリンガル教育や英語読み聞かせをしたい方

アメリカに住んでいなくても、英語の読み聞かせやバイリンガル教育に興味がある方にも向いています。

英語が簡単なので、親が読みやすいです。

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向かない人

派手なストーリーを求める方

この本は、ストーリー性の強い絵本ではありません。

大きな事件やオチを求める方には地味に感じるかもしれません。

現代的な絵柄を好む方

クラシックな絵本なので、現代的でポップな絵柄を好む方には少し古く感じるかもしれません。

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満足度

満足度は星5つです。

☆☆☆☆☆

定番すぎる本ですが、やはり一冊持っておいてよいと思います。

価格も比較的安く、Amazonでは5ドル、6ドル前後で見かけることもあります。アメリカの絵本は25ドルくらいするものも多いので、この価格帯で買えるのはありがたいです。

ロングセラーの骨太さを感じます。

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今日の英語

Goodnight
おやすみ

moon

room
部屋

stars

air
空気

brush
ブラシ

mush
おかゆ状の食べ物、どろっとした食べ物

quiet
静かな

nursery rhyme
童謡、わらべうた

Mother Goose
マザーグース

bedtime story
寝る前のお話

read aloud
読み聞かせる

classic picture book
定番・古典的な絵本

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まとめ

Goodnight Moon は、アメリカの赤ちゃん・幼児向け絵本の超定番です。

今回紹介した本はこちらです。

Goodnight Moon: A Beloved, Lulling Bedtime Story About a Little Bunny for Children (Ages 0-4)
Goodnight Moon: A Beloved, Lulling Bedtime Story About a Little Bunny for Children (Ages 0-4)

1947年に出版されたMargaret Wise Brownのロングセラー絵本で、今も多くの子供たちに読み聞かせられています。アメリカの本屋さんでもよく見かける本で、出産祝いとしても定番の一冊です。

内容は、子供部屋の中にあるものや、月、星、空気などに一つずつ「おやすみ」と言っていく、とても静かな寝る前の絵本です。大きな事件は起きません。派手な展開もありません。でも、その静かさと繰り返しが、子供を眠りに誘う本として長く愛されている理由なのだと思います。

英語は簡単なので、英語が苦手な親御さんでも読みやすいです。ただし、Cow jumping over the moon のようなマザーグース的な表現や、古い時代の生活文化が背景にあるため、日本で育った親には少しピンとこない部分もあります。そこも含めて、アメリカの子供文化を知るきっかけになる本です。

アメリカで子育てをしている方、お子さんはアメリカで育つけれど親はアメリカで育っていないため定番絵本がわからない方、英語で読み聞かせを始めたい方には、とてもおすすめです。

読んでいる親の方が眠くなる危険はあります。

でも、それもまた寝かしつけ絵本としては正しい姿なのかもしれません。

#英語で読み聞かせ
この記事の著者
Kyoko Bartley

ニュージャージー在住。
幼少期からアメリカの映画やアニメーション、音楽に親しみ、大学ではアメリカ文化を専攻。留学・研究を経て2011年に渡米し、国際結婚、妊娠・出産、現地就職、住宅購入などを通して、外国人としてアメリカ社会で暮らすリアルを経験してきた。

2018年より、在米日本人向けアメリカ生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」 を運営。教科書やガイドブックには載らない、実体験にもとづく生活情報や、文化の違いから生まれる「?」を「!」に変える視点を発信している。

また、プリンストンエリアを拠点に画家としても活動し、原画やグッズの制作・販売を行っている。

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