この記事ではアメリカの各地の治安情報を検索することができるサイトを、それぞれの特徴とともにまとめて特集しています。米国に引越しや駐在などでくる方、アメリカ国内でも引越しをされる方はぜひご参考に。
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アメリカで住宅地などの治安を調べる・事件を報告する方法まとめ
こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaでーす。
アメリカに移住するとなると、慣れていないうちは日本の暮らしと違って安全なのか、どの程度危険なのかがわかりづらいかもしれません。
用心するに越したことはないですが、日本と異なる環境ということであまりストレスになってもいけないので、とりあえず実際住む前にその地域の治安を調べてみましょう。すこし安心したり、対策を立てる方向性がわかるかもしれません。
この記事ではアメリカの各地の治安情報を検索することができるサイトを、それぞれの特徴とともにまとめて特集しています。米国に引越しや駐在などでくる方、アメリカ国内でも引越しをされる方はぜひご参考に。
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アメリカで住宅地の治安を調べる方法はいくつかあります。以下はその一例です。
NeighborhoodScout(一部有料)
NeighborhoodScoutは、全米の地域を調査して、犯罪統計などの情報を提供しています。郵便番号や特定の住所を入力すると地図が出てくるので、お住まいまたは引越しを検討している地域の中でも細かい区画を選べます。
概要の情報は無料で提供されていますが、不動産価格、経済状況、人口動向、学校、犯罪など一部の機能は有料です。
City-Data.com(無料)
City-Data.comは、全米の都市や地域の統計情報を提供しています。人口構成、平均年齢、平均世帯収入、犯罪率、住宅価格、物価、貧困率、教育水準、気候などの情報が含まれています。詳細情報も無料で見ることができます。
特定の地域のフォーラムもあり、地元の人々が投稿した情報も参考になります。
City Protect(無料)
City Protectは、全米の地域の犯罪情報を提供するサイトです。地図上で、犯罪の発生場所や種類を表示しています。地域の警察署と提携しているため、比較的正確な情報が提供されます。
検索窓に郵便番号を入れると、どこの警察が近いかが近い順にリストで表示され(アルファベット順、距離順が選べる)、匿名で犯罪を通報することができます。(Anonymous Tipsを選ぶ)
SpotCrime(無料)
SpotCrimeは、全米の地域の犯罪情報を提供するサイトです。地図上で、犯罪の発生場所や種類を表示しています。無料で利用できます。郵便番号を入れるか、現在地をオンにすると調べたい地域の最寄りの犯罪が地図上に表示されます。
また、犯罪が発生した際にアラートメールを送ってくれる機能に登録することも可能です。フォームに記入して犯罪を報告することもできます。
性犯罪の犯罪者の居住地を調べられるサービス(無料)
冒頭のリンクでも紹介しましたが、そのほかに性犯罪の犯罪者の居住を調べられるサイトとして
アメリカの性犯罪者情報検索システム Sex Offender Mapの使い方
こういうのもあります。自分のお住まいの地域、またはお子さんの大学生や寮など下宿先などの検索もできるのでおすすめです。
地域の学校のレベルがわかるサイト
さらにアメリカの住宅地の治安というのは地価とプロパティタックス(固定資産税のようなもの)にも反映される傾向が強くあり、悲しいかな、高級なエリアほど犯罪は少ない傾向にあります。
プロパティタックスはその学区の学校のレベルにも反映されるため、こちらのような学校のレベルを検索するのに特化したサービスでも様子を掴むことができます。
アメリカの学校レベルがわかるサイトGreatSchools 子供の進学・引っ越しの際に調べよう
アメリカの治安を調べる際に気をつけたいこと
今まで紹介したサイトはあくまでもデータや数字で見る治安です。住宅地の治安を調べるためには、実際に現地を訪れて見聞きすることも重要です。周辺の雰囲気や人々の様子、建物の状態などを確認し、自分自身で判断することができます。
なお、これらのサイトや方法で得られる情報はあくまでも参考程度にとどめ、自己責任で判断することが重要です。また、住宅地の治安は日々変化するため、定期的に情報を更新することも大切です。
特に、アメリカの住宅地の場合、道を一本隔てると区画が違うために道路の舗装や住宅地の価格、治安がガラッと変わるという現象があります。自分の住む地区は比較的安全とされていても、隣接する地域が俗にいう危ない地域、スラム、ギャングの集まるような地域だった場合、治安の心配はすぐ近くにある、ということもありえます。
実際に家やアパートメントなどをみて決める場合は不動産エージェントの方によく相談して率直な意見を聞いたり、実際に近所を車で見せてもらうなどお願いすることができます。
事故・ワケあり物件の見分け方
補足として、アメリカで事故やわけあり物件について不動産エージェントに尋ねることができるかにも触れておきます。
アメリカでは、事故物件を調べることができるいくつかの方法があります。
- 不動産業者に問い合わせる:不動産業者に直接問い合わせて、物件の事故や事件に関する情報を得ることができます。不動産業者は、物件の詳細な情報を持っているため、教えてくれることがあります。
- オンラインの不動産情報サイトを利用する:多くの不動産情報サイトでは、物件の詳細情報に加えて、近隣の犯罪情報や事件情報を提供しています。たとえば、Zillow、Trulia、Redfinなどがあります。
- 検索エンジンを利用する:Googleなどの検索エンジンを利用して、物件の住所や地域名を検索し、ニュース記事や報道された事件を探す。
- 地元の警察署に問い合わせる:物件が所在する地域の警察署に問い合わせることで、その地域の犯罪情報や事件情報を入手することができます。ただし、警察署によっては、個人情報や事件に関する詳細な情報を提供しない場合があります。
アメリカでは事故物件に関する法律は州によって異なるため、確実な情報を得るためには、地元の法律や規制を知っている必要があります。