アメリカの業者が時間にルーズ!振り回されない頼み方アイデア&あるある体験談

アメリカに住むと家がよく壊れるんですが(なんじゃそりゃ)、アメリカ暮らしの皆さんは修理や見積もりに来てくれる業者を待ちぼうけしまくる謎体験をされたことはないでしょうか。私はしょっちゅうあります。(汗)

この記事では私の体験してきた家の修繕&待ちぼうけ体験と対策を綴りますので興味のある方はお付き合いくださいませ!

業者がうちに来る日は待ちぼうけしまくる件

みなさんこんにちわー。なんだろなアメリカにようこそいらっしゃいました。管理人のアメリカ暮らし8年目のキョウコです。

さて、アメリカの家は日本と違って、築年数がとても多い物件を修繕しながら大事にします。

また、厳しい自然(特に冬の寒さなど)や、木が倒れてくるなどの日本ではあまり日常的には起きない事故&事件が頻発したり、家電が結構な頻度でぶっ壊れたりして「修理に来てくれる人」を呼ぶことが多くあります。

みなさんのおうちはどうでしょうか。

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アメリカで電化製品や水回りなどが故障したら

アメリカでは家や借家に住むと、持ち家の場合は「オーナーとしての保険」、借りている場合は「レンタートしての保険」に入ります。日本でも地震保険とか家財の保険とかに入りますが、それとほぼ内容は一緒です。

うちの大家さんがかけているのはまず彼の持ち物としての家屋の保険。そして電化製品などが壊れた際のための家財の保険に入っています。

なぜかというと、越して来て次の年の春先に突然給湯器が故障し、2階にある給湯器から水が溢れ出して二階の床と1階の天井が水浸しになるという大事故が起きたことがあり、親さんはこの時の出費に懲りたからなのです。

大家さんの自己責任ではありますが、アメリカの家電の壊れ方は大変ダイナミックですので、二次被害の方がはるかに大きいこともあります。

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アメリカは電化製品が壊れやすい気がする

アメリカの電化製品は日本に比べて大きくてパワフルです。

そして、細かい点(省エネとかデザイン)は日本の電化製品の方他50年分くらい進んでいると思います。

その辺はアメリカの市場が求めているところが違うからなんだろうけれど、日本で暮らして来ている私からしたら「なんでこんな設計なんだろう」「この程度でこの金額なのか」「それに比べたら日本の家電はなんて素晴らしいんだ。ものづくり大国よ永遠なれ!」ということが多々あります。

以前私たちがオハイオで一軒家を買った際、クーラーと食洗機とガスコンロが一気に壊れました。

引っ越して来て1ヶ月以内に壊れまくったので、その際に家を買うときに勧められていた「○年保証」みたいな(掛け金が500ドルで、1年以内に壊れたものを修理するか取り替えてくれるワランティ)保険に入っていたので、すぐ直す方向で旦那が保険屋さんに連絡をしました。

この会社のに入っていましたねー。American Home Shield

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六年間の住まいでこんなに修理に来てもらいました(汗)

こういった感じで修理の人を呼ぶことになった件はすごく多くて、これまでに

(前の家で)

  • 雨漏りの見積もりと修理
  • 雨どいの見積もりと修理
  • ガスコンロの見積もりと取り替え
  • 食洗機の見積もりと取り替え
  • クーラーの室外機とファーナンスの取り替え
  • 地下の水漏れ(家の基礎にヒビ)の修理の見積もりと修理
  • 温室のガラスの修繕
  • 床暖房の修理
  • 壁ペンキ塗り
  • 外のジャグジー撤去
  • バスルーム蛇口、シャワー、洗面台取り替え見積もり&取り替え
  • ガベージディスポーザー取り替え

(今の家ー借家で)

  • トイレのつまり点検とパイプ修理
  • 屋根雨漏り点検と修理
  • 給湯器崩壊&取り替え
  • クーラーの機械から煙で点検
  • クーラーの室外機修理
  • 蜂の巣が外にできたので管理会社に電話してとってもらった
  • 洗濯機取り替え
  • 物置のドア取り替え
  • 寝室のドア取り替え
  • 玄関の鍵が取れたので取り替え
  • 冷蔵庫の水フィルターが取れないので修理
  • 天井張り替えX3回(驚愕)
  • 冷蔵庫の不調見積もりと部品取り替え←今ここ

はい、こんなにあります。すごいでしょ。


今度家を買います。

オハイオの家は家電も古く、家自体が築100年だったので修理は多くて当然なんだけど、なんせ時には「基礎のひび割れの修理」とかなんで家が存続しているのか疑ってしまうような修理があります。そのうち倒れるんじゃないかという。

今の家はタウンハウスという形態の二階建てのアパートを大家さんから借りてるんだけど、大家さんが何しろケチケチリノベーションをする方なので、「新しい家電、キッチン用品で揃えた」と言い張るも、どうも難ありの商品を安く買って、知識のない自分が備え付けた感じがするので、なんかおかしい。

例えば、電子レンジだったら回転台の回転する部分が割れて取れている。

そこを直さない限り電子レンジがほぼ使い物にならないんだけど、借りている私たちが大家に「直せ」と言わない限り大家は知らないふり。

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良い状態にして引き渡して欲しいという契約のもと、修理オンパレード始まる

で、今度大家さんがこの家を私たちに売りたいというので、「だったら完璧な状態に直してから話をしてくれ」という、人生で最も強気に出た瞬間ではなかろうかという旦那の言い方にひるみ、この夏からずーっとなんらかの修理が入っています。

だって、ひどい状態で「直して欲しい」「直す予約を入れて欲しい」と2年も何度も言ってる箇所(キッチンとか)直さず終わってるんだからこれはやってもらわないとあかんわね。

 

修理屋さんを呼ぶ際はこんな感じ

例)冷蔵庫止まる(私たちが壊したわけではなく、急に止まったので)

  1. 大家さんに報告
  2. 大家さんが自分の家電の保険を使って修理業者に連絡
  3. 修理業者がとりあえず冷蔵庫を「見にくる」日を連絡
  4. 修理業者が来ます。修理で解決する場合は修理の部品をうちに取り寄せます。買い替えの場合は大家に「どれ買うの」の連絡を入れます
  5. 部品が届きます。修理屋さんに「部品届いたよ」と連絡します。
  6. 修理屋さんが来て直して終わり

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時間と手間がかかる

こんな結構な手間がかかります。うちの冷蔵庫が急に具合が悪くなって、業者が見にくるまでに1週間。そして部品が来るまでに1週間。そしてまた電話してきてくれるのに5日。そんな感じで3週間ほど冷蔵庫に振り回されます。

これを仮に我々借りている人間が自腹で「冷蔵庫壊れて不便だから自腹で新しいの買ったから、大家さん立て替えて」とはできないのです。(うちの大家の場合は。)

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この辺、冷蔵庫一つくらいポケットマネーで買ってやるって言い張れる人ならいいんでしょうけど、なんせそうじゃないから借家なんですよね。

「我々は借りている側だ、直す費用は大家の責任である」という貧乏な言い分vs「俺は住んでるわけじゃないから修理に時間がかかったって安い方でやったるわー新しいのなんかすぐに買わないぜ」のせめぎ合いです。

世知辛い。

金持ちになりたいー。

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業者の人が時間通りにこない件

アメリカは自由の国なんですが、日本では当然だと思っていたマナー面でもスタンダードが薄く、自由と身勝手、自己主張と鷹揚さのバランスが日本では体験しえぬ形で現れることが多々あります。(笑)

例えば、冷蔵庫を見に来る業者の人が朝10時に来ると言っても、彼らの事情があって遅れまくって夕方6時になったり、やっぱり来れなかったり、次の日になることもあります。

うちは業者さんとの約束のうち5割6割は、業者さんは時間通りに来ません。だいたい遅く来ます。来るか来るかと一日中家で待っていて結局こないと本当に困ります。

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日米 考え方&スタンスのココが違う!

日本では約束した時間に遅れずに行く、という心構えと、待っている側もそれに合わせて自分の用事をアレンジしてその時間を空けておく努力が双方「暗黙の了解」で守るのが常だと思います。

しかしながらアメリカはなかなかそうはいかないのは、「仕事が時間内に終わらないなどの、業者さん側の事情」や、逆に、「多くの家庭側も業者が指定した時間に家で待っていてくれない」などのいろんなところでの歪みがあるようです。

しかしながら、例えば仕事をしている人がわざわざ業者さんが来る時間のために有給を取ったとしたら、1日待ちながら再三の電話の挙句、夜7時ごろに「あのー、疲れたので帰りたいから明日でもいい?」と言われてしまったらたまりません。

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自分のスケジュールを業者にちゃんと言う

たかが冷蔵庫の修理だけで、業者さんに見積もりに来てもらうので1日、そして直しに来てもらうので1日計最低2日要することになるので、私みたいに家に常駐できる日数が多い人が家族にいない場合、仕事ができず死活問題になります。

私はまあ家に居られる日は多いですが、それなりに用事もやりたいこともあるので、あまりにも理不尽に振り回されるのはやっぱりムカっときますし、業者さんにもなめられたくないと思うようになりました。

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一方的に言われるまま待ってるのではなく、交渉する

なので、事前に

「うちはこの日のここしか時間が取れない。」

「あなたが指定した時間なのでそこを開けるように急遽手配したが、仕事が忙しいので本当にここに来てもらいたい。」

「冷蔵庫も調子が悪いのが長引くと本当に困るから約束した日に本当に来て欲しい!遅れるとか、結局こないとかなら会社に朝から行ってなきゃいけないからそれは絶対やめて!」

と再三事前にアピールしておくことが必要だと最近思い知っています。

そしたら、業者さんも「行く時の1時間前に電話するから、その時会社から帰宅するのはどうですか」とかなんかしら言ってくれる可能性が高いです。

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そう言う会話になるまでが結構大変だけど、あっちが提案して来た意見ならばあっちもちょっと責任を感じてくれるか、切羽詰まってるのがわかってくれるかと思います。

一応、見積もりに来てもらうのでも、保険会社を通したり、大家を通したり、そして自分から直接の依頼であっても、電話できてもらう時間を約束した時点でモラルはお互い守る努力はするべきだと思うんですよね。

金銭の利害はまだ出て居なくても、見積もり次第でお客さんになるのは目に見えているんだから。

ネゴシエートできるのはとっても建設的に対処してくれることなのでいいですよね。自分の主張は言っていい(言わないとむしろ立場が弱くなる)のがアメリカだなーと最近すごく思います。

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まとめ

いかがでしたか?我が家の今までの修理体験リストと、日本と違ってあまりにも業者さんがフリーダムで予定通りにこないので、最近アメリカでは振り回されないためにちゃんと自分の立場を主張するのが大事だと身をもって感じているお話でした。

 

お読みいただきありがとうございました!

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