日本でもアメリカでもおなじみのマクドナルドですが、最近子連れで初めて行ってきました。
子連れのお母さんにとっては大変ありがたかった&ハッピーミールの内容、お店のテクノロジーが進化していたので興奮が冷めないうちに、一庶民の視点からマクドナルドの店舗やアプリの魅力と利点を語り尽くしたいと思います。
子連れにとっては最高のスポットマクドナルド
こんにちはー、なんだろなアメリカにようこそ。
マクドナルドは知らない方はいないと思いますが、アメリカにお住いの方は、行ったことはありますでしょうか。
私は日本では駅前やモールの中など、アクセスがしやすかったこともあって、社会人になってからは月に1回は利用していました。
しかし、アメリカに引っ越してきてから、マクドナルドはまず車がないとなかなかアクセスしづらい場所にあったり、さらに、ファストフード反対派(健康食大好き)の夫の手前、ほとんど行ったことがありませんでした。
(若い頃アメリカ旅行をした際は、空港や観光地などで利用したことはありましたが、なんせ20年前くらいの話で…。)
アメリカのファストフードやレストランに関する記事はこんなものがあります!
ニュージャージーうまいもの伝説ーFranklin Park Dinerで朝ごはん!
ニュージャージーうまいもの伝説ーアメリカの中華料理メニュー大解説!&China Wok にて幻の麺ー
子供と行くマクドナルド
さて、そんなこんなで私は4歳の娘を連れて初めてアメリカでマクドナルドに行ってきました。
旦那の冷ややかな「アメリカのファストフードチェーンに行くなんて何事」という批判を覚悟の上で、「社会科見学」と称して行って参りましたよ。
食生活でも人生経験でも何事もバランスが大事です。
来店したマクドナルドは幹線道路沿いの大型店舗で、新しく、綺麗で、子供用屋内プレイグラウンドが別室であります。これはいい。
治安のいい店舗なら子連れでも問題なし!
アメリカのマクドナルドは、昔から「治安の悪いところのは気をつけろ」と言われていました。
どんなお店でも治安の悪い地域の店舗は気をつけなければならないと思いますが、日本人観光客にとってマクドナルドは、日本でも馴染みがある分「気持ち的に最もハードルが低い」レストランとして存在している理由で、こういうことも言われるんだと思います。まあ、そうだよね。
ちなみにアメリカ人にとってももちろんマクドナルドはおなじみのお店です。
アメリカのロードトリップなんかで何もない荒野を長時間走り続け、心細くなったところでこのマクドナルドのアイコン、「ゴールデンアーチ」を目にすると、アメリカのみなさんもサハラ砂漠で遭難中にオアシスを見つけたかのような安堵を味わうと言われています。
美味しい笑顔マクドナルド。
いろんなところで人々の心に深く刷り込まれているマクドナルドさんです。
実際アメリカに住んでしばらくすれば、治安の良し悪しは一目瞭然でわかると思うので、子連れの場合特に治安の良い店舗で食されるのは前提。
今回行ってきたマクドナルドは住宅地のど真ん中の立地なので、子連れ、お年寄り、主婦、そして仕事中の休憩客であろう配送や長距離トラックのおじさんたちで賑わっていました。幹線道路に面する店舗から伺える人間ドラマinアメリカ。(笑)
ハイテク設備で注文するよう進化したマクドナルド
まず、店内に入ると大型タッチスクリーンの注文機が複数ありました。おぉう。
さすが大手チェーン店という感じのインフラ投資です。いつからこうなったんだろうねー。すごいね。
タッチパネルで注文
大きな縦型のタッチスクリーン(テレビにすると20インチ以上はあると思う)で、とても見やすいメニュー。ちょいちょいっと欲しいものをタッチしていけば注文ができてしまうので、言葉の壁はほぼなしです。これはすばらしいー。
うちのおばあちゃんでもできる。英語が不安とか、注文の時の英会話がめんどくさい、嫌だ!と感じる観光客の方はこれは便利。
メニューを選んで行くうちに、オプションも希望があれば色々細かに指示できるのと、ナゲット向けソースの種類の多さなどに驚きました。
注文し終わったらクレジットカードを差し込んで、機械から出てくるレシートを持って、番号札を持ってそのまま着席していれば、持ってきてくれます。
機械で注文する分、店員さんの時間が節約でき、わざわざ持ってきてくれる動作に人件費を回せる(考えすぎ?)のかなあ、アメリカでこのサービスは偉いなーと感心して座っていました。
楽。楽です。
使える点1 子どもの遊び場がある
今回来店の目当ては、このインドアプレイグラウンドだったのですが、うちの地域にはなかなか屋内で子供を遊ばせる安価な場所がないのです。これは周りのお母さん方の悩みにもなっています。
で、夏だったり冬だったり、外で遊ばせるのは、子供も、待っているお母さんにも辛いです。酷暑・炎天下、雪、雨、野外で遊べない日にはもってこいですね。
天候にかかわらず毎日体を動かさないといけないですからねー。怠けるとうちは親子共々すぐ風邪をひいたりします(汗)。
マックのプレイグラウンドはとても大きくて、滑り台、ジャングルジムが合体した感じの2階建ての高さの遊具です。
また、子供づれは大体この遊び場が目当てで来ているので、子供達は一緒に遊べる相手に遭遇する率が高いです。
この遊具で遊べるお子さんは3歳半から7歳ごろまでだと感じます。大人には小さくて登って助けに行けないので、プレスクール以上ですね。
使える点2 ハッピーミールが優秀
さっきのタッチパネルもそうだけど、日本と違うのはハッピーミールの内容も。かなり違いました。
日本のハッピーミールは
- おもちゃ
- ハンバーガーかチーズバーガーかナゲット
- ポテト
- 飲み物
だったと思うんですが(久しく日本のマックは行っていないので間違ってたらご指摘ください)、
アメリカのハッピーミールは
- おもちゃ(最新のか、リサイクルのか、もしくはおもちゃなしが選べる)
- ハンバーガーかチーズバーガーかナゲット
- ポテト
- スライスリンゴかヨーグルト
- 牛乳かチョコレートミルクかオーガニックジュース飲料か炭酸かミネラルウォーターかが選べる(追加料金あり)
ですね。リンゴかヨーグルトがつくのは良い!オーガニックジュースもあるのはすごい!これは私も旦那も知らなかった進化です。
数年前マクドナルドは「子供が好むような広告内容を利用して不健康な食事内容を勧めた」という内容でハッピーミールの内容を改善するよう命令が出ましたね。
私はその話は知ってはいたのですが、メニューが具体的にどう変わったのかは、当時結婚も子供もまだだったので全く気にしたことがありませんでした。
夏休みは$3、通常は$3.99でした。安い。ありがたい。
お手軽な金額のおかげで、私の周りの共働きのお母さんは「何度お世話になったかわからない」と行っている人が多数です。やっぱりお母さんに料理する時間もエネルギーもなければ、こんなに便利なマクドナルドのハッピーミールを選ぶのは当然です。
働くお母さんの割合の高さ、これを利用せざるを得ない生活スタイルの家庭の多さ、色々な要素があってマクドナルドの子供向け食事内容の「責任」が問題になったのは、アメリカの社会、文化の現れだと私は思います。日本はハッピーミールをわざわざ買いに行かなくてもスーパーでお弁当やお惣菜が帰るからここまでの問題にはならないのだろうと私は思っています。(原材料の質で問題になったことはありましたよね)
こちらの記事も読んでいただけたら日米の食文化事情が浮き彫りになるかも。
アメリカ生活ー火を使わず&アメリカでもできる!簡単和食レシピ9つ!ー
使える点3 アプリのクーポン利用でさらにお得に
はい、最近はみなさんスマホを持っているのでマクドナルドもアプリをダウンロードするとかなりお得なサービスが受けられます。
私は「アプリを開発し、管理し、さらにアプリのユーザーに安い値段で商品を提供することの企業へのメリットは、どこにあるんだろう」と不思議なのですが(これから勉強します)、ダブルマックバーガーが1日一回$1で買える、とかもしくは$4.99でナゲット20個が買える、とか、コーヒーを5個買ったら1個無料とか、従来の紙媒体のクーポンにはない価格設定のサービスがあります。
紙媒体のクーポンを印刷して配布するのとアプリの開発管理が「広告費」としてトントンなのかしら。
アプリでのクーポンの値段を紹介します
クーポン内容は日によって変わるんですが、2018年秋頃はこんな感じでした。
安い。ナゲット20個入りの値段なんかは目玉商品といっても過言ではない。
こういう目玉商品のクーポンは一人1日1回しか使えませんが、もしマックを毎日使うなら長い目で見てものすごいお得になりますね。
最近チラシとしての紙のクーポンがめっきり減っているので、アプリでお得情報は必ずゲットしたいものですね!
使える点4 WiFi が無料で使える
日本もそうですが、マクドナルド店内では無料Wi-Fiが利用できます。これは大人にとってはいいですね。
アメリカは大手のお店ではWiFiは無料で使えるようになっているところが多いですが、(日本はとても少ないようですよね)マクドナルド、スターバックス、パネラ(パン屋併設カフェ)、ターゲット、イケア、などなどお客さんの滞在時間が多い大手のレストラン、量販店ではごく当たり前のように無料でネットが使えます。
日本だと電源も使ってはいけない、電気泥棒として扱われる、など信じられないことを聞いたことがありますが、アメリカはまずそんなことは言われないので、旅行でアメリカを訪れてる人で携帯電話やスマフォやタブレットを充電しつつ、通信も無料でしたい(しなきゃいけなくなった時も)ときは、こういった大手のお店に駆け込むのが得策ですよ!!覚えといてね!
私は子供をプレイグラウンドで遊ばせながら、食事も適当にし、スマフォでリサーチしながらブログ記事を書いたり、英語の勉強をしたりしました。
これが結構捗る。家にいるより集中できるから調べ物などにはもってこい。自分のタスクのためだけに図書館は子連れでなんかいけないし、スタバでは子供は遊ばせられないし(子供向け食べ物ないし)。
インドアで夏の暑い日、冬の寒い日は助かります。
お家でお子さんは飽きてしまって、お母さんはネットでやらなきゃいけないことがある場合、1、2時間マックで時間を潰すといいですねー。
今日の英語 app=アプリ order=注文 coupon=クーポン playground=遊具がある公園 fastfood=ファストフード
まとめ
ああー、マクドナルド楽しかったです。たかが1、2時間でも大変助かりました。時々こういう楽をできるとお母さんは精神的にも大変リフレッシュできると思います。
子供も楽しく遊べるし、ちょっと食べながら書き物、調べ物に集中できる時間と場が買えるのはこの程度の出費だったら安いです。夏休み、冬休みの気分転換にももってこいですよ。