この記事は主にアメリカの大学内に置かれているサービス、「Writing Help Center」の上手な使い方について、留学経験のある筆者と、大学で語学を教えていた夫でたっぷり紹介しています。
アメリカの大学、大学院などで毎日頑張っている日本人の学生さんのお役に立てれば嬉しいです。
Writing Help Centerは日本人留学生の味方!
みなさんこんにちは~なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmerica です。
日本からの留学生の皆さん!「ライティング・ヘルプ・センター」って知っていますか?
名の通り、ライティングに関わる課題、提出物、論文を書く際に助けてくれるところです。
アメリカの大学の多くは留学生を幅広く受け入れており、英語がネイティブではない人がたくさんいます。大学で課題や論文など、単位取得・成績に関わる一大事業、「ライティング」をうまく乗り切るためにこのサービスがあります。
また、日本の場合、アメリカ流の論文・アーティクルの書き方を習っていないため、まず構成部分の前知識で日本人は不利になってしまうことも多々あります。この米国でできて当たり前の前提であるアカデミックライティングのルーブリックの教育についても夫とじっくり解説しています。
ライティング・ヘルプ・センターを利用するのはどんな感じなのか、たっぷりお伝えします。
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今回は私の夫にも登場してもらい、Writing Help Centerの上手な使いこなし方を皆さんにレポートします。では、どんどん行きますよ〜!
彼は大学で長いこと教えていた(専門は言語)ので、今日はアメリカの大学でライティングに取り組む際に重宝する「Writing Help Center」のうまい使い方をバッチリ説明してもらいますよ〜。
Writing Help Centerとは何をするところ?
夫「Writing Help Center」っていうのは文字通り提出物の英語の添削をしてくれるところ。だいたい学生の大学内アルバイトかボランティアの生徒がやっています。
キョウコ:私も利用したことあるけど、提出する前に添削目的で出してみたら、すっごい直された。用紙が真っ赤になりました。
夫:日本人の場合、母国語でならすんなりと表現できることが実際のアメリカ英語、そして学術用語などでどう表現されるかを(特に若い学生は)まだ知らない場合が多いと思うので、添削してもらうとかなり英語の勉強になりますよ。大事な課題ほど出してみる価値はあるとおもう。
英語が得意不得意に限らずアメリカのライティングに慣れるまでは使うべきと思った
夫:仮に英語の間違いがなくても、ライティングの質や単語のチョイスなどをみてもらうという点でも、ライディングヘルプセンターは勉強の機会になるよ。無料だし。
キョウコ:新たにアメリカの学生と交流が持てるという機会にも感謝。
夫:新しい友達できた?
キョウコ:いっぱいできた。アメリカ人の友人ってなかなかできそうでできないからとても嬉しかった。
英語ネイティブの学生に添削してもらう側としての心構え
キョウコ:実際私も提出物出す前に行ったことが何回もあります。良い点悪い点あるんだけど使い方を前もって知っておくとかなりいいと思う。
私が留学したのは30歳になってから。添削をしてくれる学生さんには私の職場で培った「経験値」みたいな部分は共感というか、こいつ(私)は一体何を言おうとしているのか、の細部やニュアンスは普通わからないと思うのね。(それを表現できているほどの英語のライティングを私ができていないわけなので。)
夫:あくまでも添削のみだから、書いている人本人の意図しているニュアンスを全て理解することは無理だね。
- 明らかな誤りの訂正
- ボキャブラリーの補佐
- 言い回しや正しい表現の補佐
- 構成
は直してくれると思う。
間違った期待はしないでね!翻訳サービスではない件
キョウコ:時々私がライティングの中で言わんとしていたことが、英語のそもそもの間違いと、添削者にとってピンとこない感覚だったなどで、やっぱりスッキリする形での添削結果ではなかったことがある。
でも、それは求めすぎ。留学に来てる側なんだから、そこはそれから自分で学ぶ領域よ。
夫:添削してもらうからって、全てが完璧になるわけではないので誤解しないでね。あくまでもライティングを仕上げる責任があるのは自分自身。
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ボランティアで成り立っているので存在自体に感謝w
キョウコ:そうなのよ。忘れやすい点だけど。何より、ボランティアでしてくれるというその心に私はアメリカンなものを感じたよ。
夫:どういうこと?
キョウコ:私は自分が留学生だった間はボランティアでアメリカの日本語専攻の大学生に日本語チューターをしていたよ。宿題や発表の手伝いをしてた。
夫:ボランティアをすると色々とレジュメの強みにもなるから、真面目な学生はよく自発的にボランティアに参加するんだよね。
日本の大学には留学生向けのライティングヘルプセンターがある?ない?
夫:日本はライティングヘルプないの?
キョウコ:私がいた国立大学の場合、教授が「あなたはこの留学生のお世話をしてあげてね」って研究室単位とかで指名される、家庭教師みたいなものだった。あくまで当時の話だけど。
夫:奨学金みたいな?
キョウコ:奨学金とは別だった。学校からのお仕事。家庭教師代は学生としてはかなりのお金をもらえるんだけど、ライティングヘルプセンターみたいに大っぴらな施設として存在してないから、クローズドな感じね。
今は日本でも留学生の割合がとても増えてるから、変わってきたかもしれないけど。
日本の大学には日本人学生向けのライティングサポートはないの?
夫:日本の大学には日本人学生向けの添削サービスはないの?米国の場合はアメリカ人学生にもライティングヘルプセンターは多くの場合開かれている。
なぜならライティング自体が学生にとっては身につけている途中のスキルだし、より良いものにしようとしたら修士でも博士でも第三者による添削はあったほうがいいからね。
キョウコ:私が学生の時はなかった。でも15年以上前の話だからね。今読者の皆さんの行かれている日本の大学ではどうだろう。
夫:日本人の大学生はどうやって課題、そして卒論や修論なんかは提出しているの?
キョウコ:疑問を持ったことがなかったけど、そのまま自分で書いたものを出してたよ。
夫:いきなり教授に見てもらうわけだ。
キョウコ:学部生初年から最後までのレポートや記述の宿題は全て各々自力でやるのがデフォルトだった。
卒論や修論は精査の時間をあらかじめ設けて早めに提出してるから、直すところがあっても締め切りに間に合うんだけど、教授が最初から最後まで添削をするね。教授に見せる前に一応直すところは、ないと思う。
夫:教授の負担が大きいね。
キョウコ:教授も徹夜状態の時があるね。修論の場合、自分が3ヶ月かかったものを半日でがっちり読んで、さらに添削、ダメ出しなどすべてされて返ってくる。それを教授は何人分にもしているので、教授と自分は能力の根本的な差を感じたよ。
留学生の提出物に英語のミスがあった場合はどう評価される?
キョウコ:仮に、留学生の大事な提出物に超初歩的なミスがあった場合、教授はどう反応するかな。
夫:教授による。留学生だからと言って留学生たちにえこひいきをするわけではないので、時間があれば、こういった施設を使うなり、チューターに見てもらうなりして提出前にベストは尽くすべきだと思う。
キョウコ:そうなのね。ますます提出物には気を遣いたくなったわ。
夫:アカデミックレベル以上の言い回しやボキャブラリーを身につけると、実生活でもぐっとクオリティの基準が上がるので、自分のライティングに時間をかける社会人は多いよ。
以下、アメリカに留学されている方向けのお勧めアイテムコレクションです。眺めていると楽しくなるグッズがたくさんよー。
まとめ
さて、まとめとして Writing Help Center を使うメリットは;
- 提出物を出す前に英語の間違い、言い回しの修正をしてもらえる
- ネイティブの表現、単語、言い回しを学ぶにもってこい
- ネイティブ話者との交流が増える
ですな。
アメリカでのライティングスキルは、アメリカの大学のみならず、その後もずっと役に立つ、ぜひ基礎から固めておきたい技術でもあります。留学したら、せっかくあるサービスなので、学費の元を取るつもりで(?)活用するのをお勧めします。
ライティングヘルプセンターをうまく使って、スキルアップ、そして成績アップにつなげてくださいね!