こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaでーす。
アメリカで暮らしていると、日本にいた頃と同じように家事をしようとして、あれ、これはどうしたらいいの?と思うことがたくさん出てきます。
そのひとつが、寝具のお手入れです。
日本では、晴れた日に布団をベランダや庭に干す、シーツを外に干す、枕を日光に当てる、という習慣がある家庭も多いですよね。お日様に当てた布団のにおいが好きだった、という方も多いのではないでしょうか。
ところがアメリカでは、地域や住宅地、アパート、コンドミニアム、HOAの規約などによって、洗濯物や布団の外干しができないことがあります。自分の家の庭なのに、外から見える場所に洗濯物を干してはいけない、というルールがある地域もあります。
では、アメリカの家庭では掛け布団やシーツ、枕、毛布はどうやってお手入れしているのでしょうか。
今回は、アメリカで暮らす日本人向けに、寝具の洗い方、乾かし方、洗濯頻度、子どもの粗相や嘔吐、鼻血、ペットの毛、アレルギー対策まで、日常生活で役立つ寝具のお手入れ方法をまとめました。
アメリカでは布団を干すより洗濯機と乾燥機で管理する家庭が多い
日本の布団文化に慣れていると、布団は干して湿気を飛ばすもの、という感覚があります。
しかしアメリカでは、そもそも日本式の敷布団を使う家庭は少なく、ベッド、マットレス、シーツ、掛け布団、毛布、枕を組み合わせて使うのが一般的です。
また、外干しできない地域もあるため、寝具のお手入れは主に洗濯機と乾燥機で行うことになります。
アメリカの洗濯機には、Bedding、Bulky、Heavy Dutyなど、大きなものを洗うためのコースがついていることがあります。掛け布団、シーツ、毛布などは、素材とサイズを確認したうえで、こうしたコースを使うと便利です。
ただし、何でも家の洗濯機に入れればいいというわけではありません。アメリカの寝具はサイズが大きいので、家庭用洗濯機に無理やり押し込むと、うまく洗えないだけでなく、洗濯機に負担がかかることもあります。
大きすぎる掛け布団や毛布は、無理せずコインランドリー、つまりLaundromatの大型洗濯機を使うのもひとつの方法です。
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まずは寝具のタグを確認する
寝具を洗う前に、必ず確認したいのが洗濯表示のタグです。
アメリカの寝具にも、洗濯機で洗えるもの、低温乾燥が必要なもの、ドライクリーニング推奨のもの、漂白剤が使えないものなどがあります。
特に注意したいのは、以下のような寝具です。
羽毛の掛け布団
ウール素材の毛布
シルクや高級素材の枕カバー
装飾のあるベッドカバー
メモリーフォームの枕
大型のComforterやDuvet
タグにMachine Washableとあれば家庭で洗える可能性がありますが、Dry Clean Onlyとある場合は、家で洗うと縮み、型崩れ、中綿の偏り、風合いの変化が起きることがあります。
アメリカの寝具は安いものから高級品まで幅広いので、特に気に入っている寝具や高価なものは、洗う前にタグをよく見て判断しましょう。

アメリカの寝具用語を知っておくと買い物も洗濯も楽になる
アメリカで寝具を買う時、日本語の布団という言葉とぴったり一致するものがなく、最初は少し混乱します。
Comforterは、中綿入りの掛け布団のようなものです。カバーをかけずに、そのままベッドの上に広げて使う家庭も多いです。
Duvetは、掛け布団本体のようなもので、Duvet coverというカバーをかけて使うことが多いです。日本の掛け布団と布団カバーの関係に少し近いです。
Blanketは毛布です。薄いものから厚手のものまであります。
Fitted sheetはマットレスにかぶせるゴム付きのシーツです。アメリカのベッドでは必須のような存在です。
Flat sheetは平たい一枚布のシーツで、体と掛け布団の間に挟んで使うことがあります。ホテルのベッドでよく見るタイプです。
Pillowcaseは枕カバーです。
Mattress protectorはマットレスを守るカバーです。防水タイプ、防ダニタイプ、アレルギー対策タイプなどがあります。
特に子どもやペットがいる家庭、アレルギー体質の人がいる家庭では、Mattress protectorはかなり便利です。マットレスは丸洗いできないので、先に守っておくと後が本当に楽になります。

枕カバーの洗い方と洗濯頻度
枕カバーは、寝具の中でも特にこまめに洗いたいものです。
顔、髪、首に直接触れるため、汗、皮脂、よだれ、ヘアオイル、花粉、ほこりなどがつきやすいです。ニキビ、肌荒れ、アレルギー、アトピー、喘息がある方は、枕カバーを清潔に保つことで少し安心感が増します。
目安としては、週1回の洗濯がおすすめです。
肌トラブルがない場合は2週間に1回でも大丈夫な家庭もあると思いますが、汗をかく季節、花粉の季節、風邪をひいた後、子どもがよだれをつけた時、ペットがベッドに乗る家庭では、もう少しこまめに洗ってもよいと思います。
洗い方は簡単です。
まずタグを見て、普通に洗濯機で洗える素材か確認します。シミや汚れがある場合は、洗濯機に入れる前にシミ取り洗剤を少しつけておくと落ちやすくなります。
敏感肌の方や小さな子どもがいる家庭では、香りが強い洗剤よりも、Free & Clear系の無香料洗剤を選ぶと安心です。
アメリカの洗剤は香りがかなり強いものも多いので、日本から来たばかりの方は最初びっくりするかもしれません。香りが苦手な方、喘息や化学物質への反応がある方は、無香料や敏感肌向けの表示を探すとよいです。

シーツの洗い方と洗濯頻度
シーツも、できれば週1回を目安に洗いたい寝具です。
アメリカのベッドはサイズが大きいので、シーツもかなり大きくなります。Twinならまだ洗いやすいですが、Full、Queen、Kingサイズになると、シーツだけでもかなりの量になります。
シーツを洗う時は、洗濯機に詰め込みすぎないことが大切です。洗濯物を入れすぎると、汚れが落ちにくくなり、洗剤が残りやすくなり、乾燥にも時間がかかります。
汗をかきやすい季節、風邪をひいた時、花粉の季節、ペットがベッドに乗る家庭、子どもが食べこぼしをした時、おねしょや鼻血があった時などは、早めに洗うと気持ちよく眠れます。
洗濯コースは、素材に合わせてNormal、Bedding、Bulkyなどを選びます。コットンのシーツなら通常コースで洗えることが多いですが、デリケート素材や高級素材はタグを確認してください。
白いシーツは清潔感がありますが、汚れも目立ちます。漂白剤を使いたくなることもありますが、ブリーチは布を傷めたり、色柄ものを変色させたりすることがあります。使う場合は、タグと洗剤の説明をよく読んで、少量から慎重に使うのがおすすめです。
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掛け布団 Comforter Duvet の洗い方
アメリカの掛け布団は、日本の昔ながらの分厚い綿布団とは少し違います。軽くて薄めのComforterも多いですが、ベッドサイズが大きいので、全体としてはかなり大きな洗濯物になります。
掛け布団を洗う時も、まずタグを見ます。
Machine Washableなら家庭で洗える可能性がありますが、洗濯機のサイズに余裕がない場合は無理をしない方がいいです。洗濯機の中で布団がほとんど動かない状態だと、汚れが落ちにくく、すすぎも不十分になりやすいです。
家で洗う場合は、シミがあるところを先に処理してから、BeddingやBulkyなど大物用のコースで洗います。洗剤は入れすぎないようにします。大きな寝具は洗剤が残りやすいので、Extra Rinse、つまり追加すすぎを設定できる場合は使うと安心です。
乾燥機に入れる場合は、低温またはタグに合った設定で乾かします。大物は一度で完全に乾きにくいので、途中で取り出して向きを変えたり、中綿の偏りを整えたりするとよいです。
乾ききっていない状態でベッドに戻すと、においやカビの原因になります。特に中綿入りのものは表面が乾いていても中が湿っていることがあるので、しっかり乾かしましょう。
汚れが特になければ、掛け布団本体は3ヶ月から4ヶ月に1回程度を目安に洗えばよい家庭も多いと思います。Duvet coverを使っている場合は、カバーをこまめに洗い、本体は季節ごとに洗うと管理が楽です。

毛布 Blanket の洗い方
毛布は、素材によって洗い方が変わります。
フリースや化繊の毛布は比較的洗いやすく、乾燥機でも乾きやすいものが多いです。一方で、ウールやデリケート素材の毛布は縮みやすかったり、風合いが変わったりすることがあるので注意が必要です。
毎日使う毛布なら、2週間に1回程度を目安に洗うと気持ちよく使えます。
ただし、子どもがお気に入りの毛布を家中に持ち歩く、ペットが上に乗る、ソファでもベッドでも同じ毛布を使う、食べ物や飲み物をこぼす、という場合は、もっとこまめに洗ってもよいです。
毛布を乾燥機で乾かす場合は、低温設定が安心です。Dryer sheetやWool dryer ballを使うと、静電気を抑えたり、ふんわり仕上げたりする助けになることがあります。
ただし、乾燥機シートの香りや成分が苦手な方もいるので、敏感肌やアレルギー体質の方は無香料タイプや使用しない方法も検討してください。

枕の洗い方 洗える枕と洗えない枕がある
枕は、洗えるものと洗えないものがあります。
ポリエステル綿などのウォッシャブル枕は、洗濯機で洗えることがあります。洗う前にタグを確認し、洗える場合はDelicateやBeddingコースを使います。洗剤は少なめにし、すすぎをしっかり行うのがポイントです。
枕を乾燥させる時は、低温設定にします。乾燥機用のボールを入れると、中綿がふんわりしやすくなります。乾燥の途中で取り出して、形を整えるのもおすすめです。
一方で、Memory foam pillowは洗濯機で洗えないものが多いです。メモリーフォームは水を吸うと乾きにくく、中まで湿気が残るとカビやにおいの原因になることがあります。
メモリーフォーム枕は、基本的にカバーを洗い、本体は汚れた部分を湿らせた布で拭く程度にします。濡らした場合は、完全に乾かしてから使うことが大切です。
枕は毎日使うものなので、見た目以上に汗や皮脂を吸っています。へたってきた、ふくらみが戻らない、中身が偏っている、においが取れない、カビ臭い、アレルギー症状が気になる、という場合は買い替えも検討しましょう。
一般的には、枕は1年から2年程度で買い替えを考える人も多いようです。
子どもの粗相 おねしょ 嘔吐 鼻血があった時の寝具対応
寝具のお手入れで避けて通れないのが、急な汚れです。
子どもがいる家庭では、おねしょ、嘔吐、鼻血、よだれ、汗、食べこぼし、飲み物をこぼすなど、いろいろなことが起きます。ペットがいる家庭では、粗相、毛、泥汚れ、においなどもあります。
こういう時に一番大事なのは、マットレスまで汚れを染み込ませないことです。
アメリカのマットレスは大きく、重く、簡単には洗えません。外に干すことも難しいです。そのため、防水タイプのMattress protectorを使っておくと本当に助かります。
小さな子どもがいる家庭、トイレトレーニング中の家庭、夜中におねしょが心配な家庭、胃腸炎が流行る季節、ペットがベッドに乗る家庭では、防水カバーや防水パッドを先に用意しておくと安心です。
おねしょの場合は、濡れたシーツとパッドをすぐ外し、洗えるものは早めに洗います。マットレスまで染みてしまった場合は、タオルで水分をできるだけ吸い取り、必要に応じてマットレス用クリーナーを使い、完全に乾かします。
嘔吐の場合は、まず固形物を取り除き、洗えるものは早めに洗います。においが残りやすいので、洗濯前に汚れた部分を予洗いするとよいです。感染性胃腸炎の可能性がある時は、家族内で広がらないように、手袋を使う、洗濯物を分ける、洗った後に手をよく洗うなど、衛生面にも注意します。
鼻血や血液汚れの場合は、お湯ではなく水または冷水で先に処理します。お湯を使うと血液が固まり、かえって落ちにくくなることがあります。冷水で軽くすすぎ、必要に応じてシミ取り洗剤を使ってから洗濯します。
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アレルギー 喘息 敏感肌がある家庭の寝具管理
アメリカ生活では、地域によって花粉、ほこり、乾燥、カビ、ペットの毛などの影響を受けることがあります。
アレルギー、喘息、アトピー、敏感肌がある方は、寝具の清潔さがとても大事です。寝ている間は長時間同じ布に触れるので、洗剤の香りや残留成分、ほこり、ダニ、花粉などが気になることがあります。
まず、洗剤は無香料、敏感肌向けのものを選ぶと安心です。アメリカではFree & Clearと書かれている洗剤が見つかりやすいです。
柔軟剤や乾燥機シートも、香りが強いものは合わない人がいます。家族の中に咳が出やすい人、肌がかゆくなりやすい人、香料が苦手な人がいる場合は、無香料タイプを選ぶか、使わない選択もありです。
シーツと枕カバーはこまめに洗い、ベッド周りにほこりをためないようにします。ベッド下、ヘッドボード、ナイトスタンドの周辺は意外とほこりがたまります。
ぬいぐるみが多い家庭も注意です。子どものベッドにぬいぐるみがたくさんあるとかわいいのですが、ほこりもたまりやすくなります。洗えるぬいぐるみは定期的に洗い、洗えないものは掃除機でほこりを取る、乾燥機のAir Fluffを使うなど、できる範囲で管理するとよいです。
外干しできない時の寝具の乾かし方
アメリカで外干しできない場合、基本は乾燥機を使うことになります。
シーツ、枕カバー、毛布、洗える掛け布団などは、タグを確認したうえで乾燥機に入れます。高温で縮む素材もあるので、心配な場合は低温設定を使うと安心です。
大きな寝具は乾きにくいので、途中で一度取り出して、向きを変えると乾きやすくなります。掛け布団や毛布は、丸まったまま乾燥機の中で回っていると、内側が湿ったままになることがあります。
室内干しをする場合は、Drying rackを使います。枕カバー、薄手のシーツ、小さなブランケットなどは室内でも干せます。
ただし、湿度が高い日、地下室、換気の悪い部屋では乾きにくく、においの原因になることがあります。除湿機、ファン、サーキュレーターを使うと乾きやすくなります。
外に干せないのは不便ですが、花粉がつきにくい、虫がつきにくい、急な雨を気にしなくていい、というメリットもあります。アメリカの家事は、日本のやり方をそのまま再現するより、乾燥機や室内干しグッズをうまく使う方が楽になることが多いです。
寝具の買い替え時期とアメリカで安く買いやすいタイミング
寝具は毎日使うものなので、少しずつ劣化していきます。
枕がへたってきた、掛け布団の中綿が偏ってきた、毛布の肌触りが悪くなった、シーツのゴムが伸びた、においが取れない、洗っても清潔感が戻らない、という場合は買い替え時期かもしれません。
特に子どもやペットがいる家庭では、寝具は消耗品と考えた方が気が楽です。
アメリカでは、寝具がセールになる時期も多いです。サンクスギビング、ブラックフライデー、クリスマス後、プレジデントデー、メモリアルデー、インデペンデンスデー、Back to Schoolシーズンなどは、寝具や家具が安くなることがあります。
Target、Walmart、Costco、Macy’s、TJ Maxx、HomeGoods、Amazonなどでも、シーツ、枕、毛布、Mattress protector、Comforterなどを探しやすいです。
予備のシーツ、枕カバー、防水パッド、毛布などは、セール時期に買っておくと、急な汚れや来客時にも慌てずに済みます。
まとめ
日本からアメリカに来ると、布団を外に干せない生活に最初は違和感があるかもしれません。
でも、アメリカでは洗濯機、乾燥機、大型コインランドリー、Mattress protector、Duvet cover、防水パッド、室内物干しなどを使うことで、寝具を清潔に保つことができます。
枕カバーとシーツは週1回を目安に洗う。
掛け布団やComforterはタグを見て、家で無理ならLaundromatやクリーニングを使う。
毛布は素材に合わせて洗い、低温乾燥を活用する。
枕は洗えるものと洗えないものがあるので、タグを確認する。
子どもの粗相、嘔吐、鼻血、ペットの汚れに備えて、防水のMattress protectorを使う。
アレルギーや敏感肌がある家庭では、無香料洗剤やこまめな洗濯を意識する。
アメリカ生活では、日本と同じようにできない家事もたくさんあります。でも、現地の道具や習慣を取り入れると、意外と楽になることもあります。
布団を干せないから困った、で終わらせず、アメリカ式の寝具管理に慣れていくと、毎日の家事も少しずつラクになります。
清潔な寝具で、気持ちよく眠れますように。

