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アメリカに住んで数年 米国人化した私 鼻歌・挨拶・笑顔 日本で絶対浮く件

国際結婚

アメリカに来て間もないと、米国の人は歩きながら歌ったり、気軽に話しかけて来たり、なんて自由でオープンなんだろうと思うことがありませんか?

私は在米8年目になりますが、来たばかりには新しかった「アメリカの人たち」の特徴に感化され、だんだん自分もそんな感じになりつつあります。

また、日本へ一時帰国した時に自分自身が日本人の「標準」と随分離れて変化しているな、と感じます。皆さんいかがでしょうか。アメリカ暮らしをされている方の共感をいただけたら嬉しいです。

アメリカに住むと羞恥心が薄れて心がおおらかになる来る件について語ります

アメリカ暮らし8年目。在米アメリカ文化ライターのキョウコ@NandaroAmericaでーす。

来た当時は「アメリカの人ってオープンだな」とか、いろいろな側面が自分のそれまでの日本の暮らしからしたら随分と異なって見えていました。

が、奥さん、最近(やっと)私も「日本人」ではなくなって来たことを自覚しています。(笑)

「なに人」というのは、国籍などの書面上でのくくりでしかなく、人は見た目や個々の文化で分類されるべきではない、とアメリカに住んでから大変神経質に学ぶことになったわけですが、今回この記事では良い面でのアメリカらしさについて触れますので笑いながら読んでいただけたらと思います。

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アメリカーンな雰囲気満載の記事は他にもこんなのがあります!

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アメリカの人に見られるフリーダムな傾向

旅行や短期の研修でアメリカに「お客さんとして」来ていた頃は、アメリカの人たちのいろいろな「良い部分」が印象的だったのですが、(皆さんも似たようなことを感じると思いますが)具体的に以下のような感じです。

  • 挨拶してくれる
  • 微笑む
  • 距離が近い
  • 話しかけてくれる

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挨拶してくれる

ここで言う挨拶っていうのは「ハーイ」とか「元気?(how are you?)」とかのことなんだけど、気軽に口をついて言ってくれるアメリカの方の心は素敵

そして、”How are you doing?”, “How’s it going?”, “What’s up?”とか、軽い挨拶の言い方が多いのもアメリカ文化って素敵だなと思います。

アメリカ人と友達になると、本当にしょっちゅう(家の中で一緒に生活しているのに)How are you って言ってもらうので、こっちも合わせてしょっちゅう言うようになりますね。

これがアメリカでの「気配り」なんだけど、「なんでこんなにHow are youって聞かれるんだろう」の謎(笑)が「気遣ってくれているんだ!」ってわかると、自分からももっと言いたいと思うようになりました。

レジの係りの人や、住宅地を散歩している知らない人などにはどんどん言いたいものです。

日本だと「こんにちは」、「どもー」くらいしかこういった気楽な挨拶って浮かばないけど、日本ではレジの人とか、すれ違いざまにいちいち「こんにちは!」って言う?

超ローカルとか山登り同士なら言うかも知れないけど、都会の雑踏では絶対言わないことが多くないですかね。


微笑む

微笑むって言うのも挨拶とほぼ同じなんだけど、日本と決定的に違うのが、例えば歩道を歩いてるときすれ違いざまとか、バスや電車の中でたまに目が合っちゃった時なんか一応微笑むよね。

アメリカでは「目があったのに微笑まない」、「目があったのにそらす」っていうのはちょっとNGです。

性善説と性悪説のちがいというか。かなりNGです。

この人なんか悪いことしてたのかしら?とか、人種差別なのかしら?とかになってしまうので、とりあえず目があったら微笑むよね。

そして、子連れの母親同士とかだったら、なおさら仲間意識で「子供寝ちゃった、疲れるよね」みたいな感じで目で会話することもありますね。こう言うのはとても嬉しい。楽しい。

人種差別か?と気にしてしまう緊迫した問題が根底に根付いているのは、日本では今までなかったことだと思うけど、今後、移民や外国人観光客が増えてくるとどうなるのか。

日本人が変わるのか、外国人から指摘されて、ちょっとずつ変わっていくのか。おそらく後者だろうなと思うんだけど、個人的にグローバル化の現れの側面として日本の変化、私はすごく注目しています。

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距離が近い

近い、と言うのは心理的な距離のことを言ったんですが、アメリカの文化、雰囲気って日本と比べると「おおらか」、「和やか」というのがあります。

もちろんそうでない場所もたくさんあるんだけど、日常生活を送る分には、お店や学校、街、そして会社の中でも日本よりも「儀礼的」な部分がかなり薄いと思います。

アメリカでは人々はフレンドリーで、気さくで、話しかけやすいことが良い、とされているんだろうな、ととても強く感じます。

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なので店員さんなんかも「なににする?」とか「決まった?あ、ゆっくりでいいよ!」とかそう言う感じ。

日本はやっぱり根本が違う。日本は「何になさいますか」、「お決まりでしょうか?ごゆっくりで大丈夫ですよ。」といった、尊敬語、謙譲語、謙遜語の世界だよね。

私は個人的に、個人の「きもち」の表現は往々にして言葉に現れ、また言葉のあり方も「きもち」に往往にして影響すると考えています。

日本人の「規範」を重んじるような性格は歴史が育んだ言葉の使い分けと社会によって考え方に影響がもちろん出ている、と思っています。

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話しかけてくれる

この人道に迷ったのかな、とかちょっと困った様子だったりしたら当たり前のことなんですが、人に話しかけるハードルが日本より数段低いと感じます。

スーパーなんかでいきなり「これ美味しいの?」とかお客さんに聞かれることもあるし(笑)、お出かけ先でこっちでいいのかとウロウロしていると、「会場はあっちだよー」とか遠くから気づいて話しかけてくれることもあります。

他人に聞く話題も、雰囲気もハードルがめっちゃ低いですね。

日本だと「あの、すいません、この会場ってあっちですか」みたいな、「あの、すいません」の部分ー前置きーが気遣いとして必要な感じが多いけど、アメリカはいきなり「この野菜はどうやって食べるのかしら?」とか本論でぶつかってくる(笑)人も多いです。

私が特別話しかけやすい見た目をしているとかではないので、仮に特別話しかけやすそうな人がいたら、もっとバンバン話しかけられまくっているのではないかと思います。

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アメリカに感化された日本人がこれを日本でやると

はい、8年日本を離れてアメリカで一般庶民の生活にどっぷりと浸かると、私自身も日本人離れした行動、考え方が顕著に現れようになりました。

里帰りの際に日本で

  • 挨拶する
  • 微笑む
  • 距離感近い存在感で
  • 話しかける

プラス、基本タメ語でという技をやってしまったり、歌ったり、口笛吹いたり、独り言言ったりしている自分。

浮くね。

最近の里帰り(2018年春)は娘同伴でしたが、これをやるお母さん、浮きまくりでした。

娘はアメリカでずっと育ってるので(日本は娘は大好きです)子供たちとの遊び方を見ていてもやっぱり日本のことアプローチが違ったり、問題解決法が違ったり。これも観察してると面白いです。

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私の態度がおっちゃんっぽい件

さっきの箇条書きの項目をやってのけてしまうと、イメージはお母さんというよりおっちゃんです。

バスで「すいません、このバス〇〇に行きますか?」→「あの、これ〇〇行く?」

おっちゃんだ。

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電車で席を譲ったとき「いいんですよー。気にしないでください。」→「ああーん、いいのいいの、気にしないで〜。お母さん大変ねー。」

なんだろねこの雰囲気は。私がもしずっと関東で仕事して暮らしていたら「おばちゃん化」はするだろうけど、このような変化はと出ていないのは明らか。(笑)人間も、置かれた環境で明らかに行動や思考に大きな影響を受けますね。

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カルチャーショック融合期

この変化は、私にとってはカルチャーショックの融合期の一部なんだろうと、勝手に解釈しています。

受け身だったものが、感化されて自分のものとなって、アウトプットもできるようになる。

これよ。

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ちなみに、カルチャーショックには大まかに4つの段階があると言われていますのであげておきます。

  1. 蜜月期(違いの良いところに目がいく、異文化下の生活をエンジョイできている)
  2. 葛藤期(なんでこうなんだよ、わけわからん、とイラつく、受け入れられない部分が出てくる)
  3. 適応期(やり方が一応わかってきたので違和感が薄れ、異文化下での方法を実践できている)
  4. 融合期(異文化が自分の一部となりつつ、異質ではなくなり始めている)

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そのほか、カルチャーショック関連、体験記の記事はこちら!

留学・移住などでアメリカに来た方向けの乗り切る対策などもたっぷり書いているので是非参考にしてね!

アメリカ留学ー留学中経験するカルチャーショックへの心構えとはー

アメリカ留学ーアメリカの生活で自分の内面に培われることとはー

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慣れてくると自分も自然とやっている時期が来る

融合期に入った、と言うとなんだかとっても生物学の何かのように聞こえますが、実際そうなんだろうと思います。

メスばっかりだとオスに変化するのが出てくるカエルとかいるよね。そんな感じで私の頭も体も、徐々に住んでいる環境に合わせて何かが変わってきている。

こう言う心的変化、成長というのは母国を離れて海外に移住したり、または国内でもずいぶん違う地域に嫁いだり、就職したときに多かれ少なかれあると思います。


私の場合、留学で渡米からわずか1年目で結婚したんだけど、結婚までにアメリカで暮らしていく決断はできていたし、アメリカには以前何度も来ていてそんなに苦労はないだろうとタカをくくって(笑)いたので、「日本と違うところが嫌でしょうがない」というシチュエーションではなかったです。

これが、例えば家族の移動で一緒に「ほとんど自分は知らない国に嫌々ながらついて来た」状態だと、本当に辛いと思いますね。こんな元々アメリカ大好きな私でさえ、いざ住むと結構辛いので…。(涙)

 




 

逆に日本が異質になって来ている件

はい、日本を離れて8年、もう、かなり日本の変化にもついていけていないし(もう諦めている点が多いですが)、日本での規範とか、一般常識が自分の中で薄れたり忘れたりして来ている部分がかなりあります。

里帰りしたときに、色々と自分の文化的変化に気づきますが、例を挙げると

  • 日本の人の反応が自分の期待とずいぶん違う
  • 日本にいる間の気分が「自分はお客さん」になっている
  • とっさの日本語が出てこない(とっさの英語も出てこないのにね!)
  • 仕組みなど色々わからなくなって来ているのでお店の人に確認しまくる(うざくてごめんなさい)
  • なんか寂しい(反応があっさりしてるので)

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和を尊べなくなっている(笑)

反応が違うのは、もっと会話が弾むだろう、とか、ウケ狙いで言ったことがウケなかったとか、カルチャーショックなのか自分のセンスの低下なのかもはやわかりませんけど(汗)、もう日本で喋るときに日本特有の「同調」とか「和を尊ぶ」とか「歩幅を揃える」前提が無理になってきていて、ゴーイングマイウェイ、ローンウルフと化している部分が大きいです。

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除け者にはされないけれど、自ら自分の異質さは認識しているという感じ。

この原因には「アメリカには標準がない。むしろ平等と自己責任の元に設定されていない。」vs「日本は一般常識、良識の元に規範を重んじて行動するのが責任である」社会の違いがありますね。

この違いが歴史が育んだ文化の違いの縮図としてとても面白いんだけど。

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心の中も、やっていることも、ただの観光客である

そして、日本に行くこと自体が「里帰り」というよりも「観光」と化しています。

渡航費用は高いし、期間も限られているし、めったにいけないので、ここぞと詰め込みます。子供も連れているのでめいいっぱい楽しみたい。

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寿司、すき焼き、しゃぶしゃぶ、うどん、スイーツ、日本の美味しいものを娘に食べさせたい。自炊するときも薄切り肉や魚介類メインに買ってくる。100円ショップ、便利グッズの買い物に行きたい。

博物館などどうやったらいけるのか、何が流行っているのか、行く前にそれはそれは凄まじい勢いで下調べと計画を練ります。

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上野の博物館、NYの博物館と比べてかなり安い!これは絶対行くべき!とか、娘に、娘になんとしても回転寿司を食べさせたい!とか、ディズニーランドに行くなら平日の一番空いている日に行くぞ!とか、今まで全く気にしなかったところを抑えたリサーチに没頭します。

ただのお上りさんです。

以前住んでいた地域に行くのに下調べ、というのはもう浦島太郎現象が著しいのはわかっているからこそなんだけど、本当に交通網やお店、サービスが目覚ましく変化しているので知識をアップデートさせてから日本に行かないとわからないことばかりになってきていますね。

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日本語を話したい一心になる

普段英語で会話するのがある程度それなりのストレスはあるんですが、日本に行くと、自分の日本語のレベルが落ちていることに気づきます。

実家の書斎の本を読むと読むスピードはかなり遅れているし、何より、理解の速度が遅くなっている。

加齢だけの問題ではなくて(笑)これは普段訓練をしていないからだと思い知らされます。

なので、なるべく人と話そうとか、テレビをつけて聞き流ししようとかすると、ニュースでは新たな単語や時事用語が出没したりと、言葉においても「もう日本に住んでいないからこそ起きる現象」目白押しです。

日本語と英語の両立って、やっぱり意識的に努力しないと本当に難しいですね。筋力と同じで、努力の時間を1日に少しでも確保しないと私の場合、両方の言語の能力がみるみる落ちて行きます。(涙)

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アメリカにホームシックまでは行かないけれど、寂しい

かなり勇んで日本に遊びにきたわけだけど、ホームシックまでは行かない、ちょっと得体の知れない「寂しさ」のようなものを日本で感じます。

娘もいるし、母もいるし、旦那に対して寂しいとは思っているわけではないので(え)物理的に人が周りにいなくて寂しいというわけではありません。

日本とアメリカの距離が嫌なんでしょうね。多分。

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特に私は今東海岸に住んでいるので、渡航が簡単ではありません。お金の問題もあるし、渡航にかかる大なり小なりの手間、苦労が回を増すごとに辛く&面倒になっているんです。

アメリカは近いようで遠い、のかなり現実的な部分(費用、回数、体力)などなどが全て重なって、宇宙から地球を見た感じで(笑)「遠い」を見に染みて味わいます。

まあ、状況はどうであれ、異国に住む経験ができているからこそ起こる、貴重な現象です。

アメリカ暮らしで気づく #アメリカあるある の記事はこんなのがありますのでよかったら合わせてどうぞ!

アメリカ生活ーアメリカあるあるまとめ2018秋ー文化・比較文化編ー

アメリカ生活ーアメリカあるあるまとめ2018秋ーショッピング編ー

アメリカ生活ーアメリカあるあるまとめ2018秋ー生活編ー

アメリカ生活ーアメリカあるあるまとめ2018秋ー食べ物編ー

アメリカ生活ーアメリカあるあるまとめ2018秋ー交通編ー

今日の英語
"Hi."= やあ
"Hello."= こんにちは
"How are you?" =げんきー?どもー。
"What's up?" =どうよ
"Wazzap?" =うぇーい(笑)

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まとめ

さて、アメリカ住まいをなさっている日本人の皆さん、どうでしたでしょうか?皆さんの体験とちょっとでもかぶるところはありましたか?こういうことを書いていると、留学したばっかりのことを思い出します!

異文化で生活することは色々不安や戸惑いもありますが、恐れることではありません。特にアメリカではマイペースが許されますので、自分の芯をしっかりと持って頑張りましょう!

 

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