妊娠しているのかもと考え始める前に急患に行った
当時私はアメリカで有効な免許を持っておらず(国際免許があるので書き換えるだけなんだけれど、旦那が平日も土曜も仕事をしているので免許センターに行けない)、車も持っていなかったので、具合が悪くなってから大体10日目くらいで土曜の夜に大学病院のエマージェンシールームに行きました。
エマージェンシールーム ERに行った
エマージェンシールームというのは、主治医、かかりつけ医がない患者さん、または土日祝日、夜間などかかりつけ医がやっていない時間帯にかかりに行く、割高な医療機関です。
Emergency Room でERです。昔アメリカの医療ドラマがありましたね。
私は主治医がいなかったので大学病院のエマージェンシールームか民間のアージェントケアのどっちかを選ぶ選択肢がありましたが、旦那の判断で、大学病院なら設備といろいろな科の先生がいるだろうからということ、そして旦那自身が大学内で働いていたので身内の割引があるということで大学病院に行きました。
レントゲンを撮られてしまった
10日も具合が悪い、微熱、悪寒、関節痛、眠気、だるさ、倦怠感、咳少々、という症状オンパレードを伝えると、尿検査と胸部レントゲンを撮りました。
レントゲンときいて妊婦さんはびっくりするかと思いますが、一応撮る前にナースさんに「妊娠の可能性はありますか」聞かれ、私は、「10日前に妊娠検査薬を試したら陰性だった」と答えました。
答え方がそれだけだったのですが、ここで慎重なナースさんであれば、常に万が一の妊娠ということを考慮して尿検査を先にしてレントゲンは後でもいいね、と判断するんでしょうけど、アメリカはどこに行ってもスタッフによって随分と質が違います。
本当に全てのサービスにおいて運任せのようないい加減なところが目立ちます。国民性というか、責任感の基準が違うというか…。
なので日本人の人は、病院にかかる際は事前によく言うべきことを整理して、心の準備をして行ってからいったほうがいいです。
もし私が次に妊娠した時にこういう事態になれば、「10日前の検査薬では陰性だったけど、わからないので一応尿検査だけ先にやってくれ」とバシッと言えると思いますが、この時は頭がフラフラ、とにかく具合が悪い寝たきり状態なので考えがおぼつかずに言われるがままにレントゲンを撮ってしまいました。