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米国大学留学生活を通して得たスキルその3 積極性

留学

アメリカに留学して得たスキルを紹介するシリーズ3回目、積極性についてです。

たくさんの留学生、そして元からとても積極的なアメリカの学生たちに囲まれて、大人しく振舞うことが美徳とされて育って来た日本人留学生がどうやってアメリカのクラスルームカルチャーを理解して振舞うかについて体験談とともに紹介します。

米国大学留学生活を通して得たスキルその3 積極性

こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaでーす。

アメリカに留学すると、いろいろな国からの留学生が来ていることと、さらに学校によっては留学生の割合がかなり大きいこともあり、積極的に授業に参加する姿勢に圧倒されることが多々あります。

日本の義務教育、さらに大学ではあまり自分のプレゼンスをアピールする必要性はない環境だったため怯んでしまう人もいるかと思いますが、アメリカで留学を始めたからには、もちろんアメリカ流のやり方で参加するのが吉です!

私も最初は慣れずに圧倒されてしまっていましたが、慣れることがまず大事、そしてそのうち「アメリカでこういう教育環境を経験すると、身についた積極性がその後の米国での生活にもとても役に立つ」ということを実感するようになりました。



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アメリカ留学ーメリットその1コミュニケーションスキルが鍛えられた話

アメリカ留学ー留学のメリットその2 語学力が鍛えられた話ー

アメリカ留学ー留学のメリットその3 積極性が鍛えられた話ー

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アメリカ留学ー留学のメリットその6 世界と日本の文化を意識するようになった話ー

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アメリカにいると自然と積極性は身につく

アメリカに留学準備中の皆さん、日本の学校ではよく発言をした方でしたか?それとも静かにしている方でしたか?

もし後者の方であれば、渡米する前に「アメリカの大学ではどんどん発言したほうがいい印象&平常点いもいい影響があるらしい」と覚えておいてください!

日本と随分違う授業のあり方

まず、いろいろな国から来ている留学生は、日本人の大半と比べて、大体一概に大変活発です。

小学生が授業中発言をする際に「ハイ、ハイ」と手を挙げている様子を想像してください。

他の国の留学生は日本人のそれより2倍くらい活気があるというか、攻めの姿勢があるように感じます。なぜかというと、彼らは

  • アメリカの大学では発言を活発にしたほうが平常点にプラスである
  • アメリカの大学では発言をして自分の考えをシェアして発展させていくのがいい流れである

ということを知っているから。

これに早く気づくのと気づかないのでは、留学中の成績維持にかなり影響が出るのではと感じます。

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日本では「黙って聞く」授業が多くないですか?

日本の学校では大体の場所で、通常、先生の話は最後まで静かに聞く、意見、質問があればまとめて、あるいは放課後受け付ける、という感じが多いと思います。

教授にもよりますが、多くの場合は授業時間内に予定の進め方で決めておいたことを全て終わらせたいという感じで授業が進んで行くのではないでしょうか。

そして、生徒の方も先生の発言に対して、やたら滅多に手をあげたり反論したりはしませんね。

ディスカッションやグループワーク、ディベートなどを将来のための訓練として盛んに取り込む先生はあまり多くない、と典型的な日本の学校の印象にあります。

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アメリカのクラスルームカルチャーとは

日本と海外(ここではアメリカ)のクラスルームカルチャー(授業の在り方)は随分と違います。アメリカでは隙あらば、先生が生徒を名指しで当ててくる先生が多い印象です。

やたら当ててくる

「今言ったことをまとめると何ですか」とか、「と言うと…?」というような「ちゃんと聞いてるかーい?寝るなよー!」のタイプだったり、「あなた個人はどう思う、なぜ?」「あなたの国ではこういう場合どうするの?」というような「教科書」に直接関係ない脱線系の質問だったりします。脱線系も、知識に厚みをつけるので、ちりつもでとてもいい経験になります。

「きちんとついてこいよ」という目的でまめに聞いてくる、または誘導尋問的に回答を求めて当ててくるという場合は、大学なのに授業の在り方が幼稚かな、と感じるかもしれません。

しかし、アメリカの授業にはチームワークのような意識があり、それが活力でもあります。

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気をつけないと静かにしていることで逆に目立ってしまう日本人学生

アメリカの授業の在り方は、「学ぶ」という姿勢において、もっとオープンで、そして、個々の意見をそれぞれ違うものとして尊重している背景があると言えます。

(日本では、ここでは別にあなたの意見や疑問は聞いていません。そういう個人的な質問は後でしてくださいといった雰囲気とルールが多々あるかと思います)

日本人学生は真面目な生徒であっても、アメリカの授業の受け方の様子がわかるまでは静かに聞いていることがほとんどでしょう。

しかし、大学の教授からしたら、「あの子は聞いているようだけれど、どうして発言をしないのかな」と思われてしまうかもしれません。

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教授にマイナスイメージを持たれないように

良い成績を取りたい意思のある学生は実によく手をあげ、発言をし、自分が参加しているアピールを絶え間なくしてきます。

ですので、先生の話の合間合間に、先生の目を見る(アイコンタクト)、うなづく、メモをとる、など「寝てません。ちゃんと聞いて、考えています!」のアピールはできていた方がいいと思います。

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積極的参加をアピールするには

ネイティブスピーカーの学生がやっているのと同レベルで、「はいはい、先生、質問いいですか!?」と割り込むまではしなくても、参加の意思はアピールしましょう!

また、わからない単語があれば、恥ずかしくても、「すいません、〇〇とはどういう意味ですか」と聞いてしまうのもありです。

質問するのが空気をぶった切るようで難しければ、教授にあらかじめ「わからない単語を授業中調べることがあると思いますが、別のことをしてるわけではないのでご了承いただけますか?」とコミュニケーションを取っておけば好印象です!

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授業の「参加態度」もかなり重要視されるのでしっかりと

日本の授業は「静かに聞く」、「質問は後で」ですから、慣れるまで彼らのように振る舞うのは辛いものがあります。

しかし下を向いていたり、聞かれたときでさえ意見を言えないのは(当たり前ですが)NGです。

具体的に授業の参加態度が悪い、とマイナス点にされてしまいがちな行動は、

  • 寝ている(当たり前)
  • ぼーっとしている、外を見ている、聞いている様子がない(これも当たり前)
  • スマフォなどを触っている(先生によってスマフォの使用を禁止している講義もあると思います)
  • 別のことをしている(これも先生側からしたらすぐバレます)
  • 宿題などをやっていない、提出物を出さない
  • 遅刻する
  • 欠席する
  • 先生に当てられた時に答えられない

です。

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コミュニケーションを密にする

私のオススメは「前の方に座る」です。これで眠れませんし、ぼーっとできません。

そして、辞書なりスマフォで単語を調べていても、先生に「ちょっと失礼します」とアイコンタクトをしやすいですし、何より、先生から「この学生はあの機械で一体何をしているのか」がわかりやすくなります。

提出物が間に合わない場合、遅刻する場合、欠席する場合は早めに先生に連絡をしましょう。

当てられた時、ちゃんと聞いていたのに答えがわからない場合は、単に「わかりません」というのではなく、「先生はこういう質問をされたと思いますが、あいにくわかりません」と一言添えるといい印象ですね。

また、長くなりそうな質問などは授業の後に先生に直接話に行ったり、オフィスアワーに先生を訪ねるのがいいです。先生方とは常に密にコミュニケーションを取るのが成功の鍵です。

まとめると、アメリカの授業では「参加」がキーワードです。常に「参加」の意識を持って授業に取り組むのが成功の秘訣だと思います。

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まとめ

いかがでしたか?

日本とアメリカのクラスルームカルチャーはかなり違いますが、アメリカのやり方は、参加が基本ですから、吹っ切れてしまえば簡単に楽しめるようになります。そうなったらもうこっちのものですね。

頑張れ留学生!!

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