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米国大学留学生活を通して得たスキル1 コミュ力がアップ

留学

今回のお話は、私が体感した留学に行って良かった!と思ったメリットについてのシリーズ第1回、コミュニケーション能力がアップしたお話です。

アメリカの大学では想像以上に教授やクラスメートたちとのやりとりが多く、コミュニケーションがとっても重要。英語ネイティブではない我々にとっては辛い環境ですが、くじけることなく立ち回るためのコツをご紹介します!

留学のメリットとはなんだったか振り返るシリーズその1

こんにちは〜なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmericaです。

私の個人的な体験と考えに基づきますが、このシリーズの記事のリンクはこちら。是非読んでくださいね。

アメリカ留学ーメリットその1コミュニケーションスキルが鍛えられた話

アメリカ留学ー留学のメリットその2 語学力が鍛えられた話ー

アメリカ留学ー留学のメリットその3 積極性が鍛えられた話ー

アメリカ留学ー留学メリットその4 スケジュール管理能力と強さが鍛えられた話ー

アメリカ留学ー留学メリットその5 個人主義の考え方の基本が身についた話ー

アメリカ留学ー留学のメリットその6 世界と日本の文化を意識するようになった話ー

アメリカ留学ー留学のメリットその7 イエスノーはっきり言える度胸がついてきた話ー



留学を通してコミュニケーションスキルがアップ!

アメリカの大学生活にて、コミュニケーションスキルについて色々思ったこと。

まず、アメリカの大学に行くと、アメリカ人以外がかなりの割合でいます。イスラム、中国、インド、韓国などなど、いろいろな地域・文化から来ている人がいるんですが、日本人はまあ、かなりマイナーな部類です。

ということで、アメリカという国、文化圏内で、アメリカ人以外にも世界中の学生が集まって学ぶという、かなりなインターナショナルな環境なのですが、この構図のおかげで、「日本国内で日本人だけに囲まれて育って来た日本人の固定概念が完全に破壊される」体験ができるわけです。(笑)



留学生活と英語で感じるフラストレーション

米国の留学生活の中で、母国語ではない英語を使ってやりとりをすることは、初めのうちは自分の言いたいことが的確な英語で言えなかったり、表現が正しくなかったりで相手に伝わるのが難しい時が多々あります。

精神年齢相応・または専門知識を使った表現ができないことでフラストレーションを感じたり、悔しいと感じたりしますが、上達するまでの辛抱、です。辛いんだけど。

日本人の多くは、すでに英語は「勉強」しているので、ボキャブラリーや文法はとてもよく理解しています。しかし、「実際に英語を使う」生活になってからのもどかしさ、今までの勉強の仕方の配分の悪さを体感するんです。さらに、留学して大学の授業がもう開始したら英語を勉強してるわけじゃなく、その教科、研究を英語でやる、ということなので、あんまり英語だけに時間も割けない。

他の国からの留学生も、もちろん言葉の苦労は体験すると思うんですが、かなりペラペラと喋りますよね。なんでそんなに英語が上手なのか。考えて止まってしまう暇がなく英語で意見を言える人が多い印象があります。

日本人の場合、英語でそれはかなり辛い。なんて言えばいいのかな、この場合の単語はなんだと考えてしまって意見を伝えるどころじゃない場合も多いかと。日本語と英語が違いすぎるため、自分が今まで培ってきた机上の英語の知識のギャップのせいでかなりのストレスを経験しますよね。

私は、留学してから、「中学高校と教わって来た日本の英語は全く使えないじゃないか」って感じました。ボキャブラリはいいんだけど、とにかくアウトプットが足りないですよね。


英語のギャップで自分を責めない

でも、最初のうちは自分の英語が使えないからと言って今までの英語の勉強が足りていなかったとか考えることは全くないですし、「恥ずかしい」とか、「間違えてしまってばかりでどうしよう」とか、自分を責めたり不安に思うことは一切必要ありません。

留学生を多く見て来ている講師や教授は、日本人の傾向をわかっている方も多いです。大抵の日本人留学生は今まで留学を志してから一生懸命英語を身につけようと努力してきたのを知っています。

さらに、周りの留学生は難しい単語を使わずとも彼らの考えていることをとにかく伝えようとしている。うーん。何が違うのかな、と考えるようになりました。

英語の経験値、学習量、そういうものじゃなくて、もともとの「伝える」という意思の部分が強いんだろうなと、私は感じるようになりました。

そうそう。そうだよね。言葉は伝えるためのツールなんだから、英語なんて間違ってもしょうがないからどうでもいいんだ。むしろ発言する積極性とか、参加する態度とかを総動員して授業に挑むべきなんだよね。

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完璧な英語を話すのではなく「伝える」ことにフォーカスするようになった

まず、言葉というのはどんなに勉強を進めても、決して「完璧」なユーザーにはなれません。ネイティブスピーカーでもです。言葉自体、そして文化は絶えず変化しています。

外国から来た留学生が次々とよく喋って盛んに意見交換しているのは、英語はあくまでもツールであるという認識が強いのもあるかと感じます。おそらく、日本と違って、彼らの母国で英語を勉強する際、常に「こういう時どう英語で言えばいいのか」という目的意識がはっきりしていたのでは、と。

日本での英語の学習はこれはなんと書いてありますか、どういう意味ですか、など他人が書いたものの意図を確認することがとても多かったと思います。逆に、こういうことを言いたい場合、英語では一般的にどう表現するのかというベクトルでの訓練はライティング、スピーキングともに絶対的に不足していたと。

なので、クラスルームでも他者が発言していれば、あの人が何を言っているのかを的確に理解する、教師の書いたものを正確に解読することの方にエネルギーが行ってしまい、肝心の「自分が言いたいことを言って聞いてもらう」の波に乗れない。

こレって、よく考えると日本人が日本で生きていく上であんまり必要とされない(学校で訓練されない)ジャンルのスキルですよね。国際的には超重要なんだけど。

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大事なのは、伝わるまで、目的達成するまで粘る根気

ということで、最初のうちは自分の発する英語自体の正確さを求めることよりも、自分の英語は到底ネイティブの人の使うような表現ができていないという前提で開き直ってしまって(笑)端的に自分の意見を伝え、存在を示す、クラスルームの波に乗ることにフォーカスするのが得策だと感じました。

日本語では簡単に表現できるはずの複雑な話はできなくてしょうがないので他の対処法でカバーするのも大事。(ライティングのとき頑張るとか、あえてクラスメートにディテール部分の表現を聞いてしまうとか。)

他の留学生の姿勢を見ていると、英語を正確に話すことよりも、自分が伝えたいことが伝わるまでの粘り強さや会話に参入して食らいついていく積極性の方が重要と感じました。

相手にきちんと伝えることを意識するのも近道!

これはクラスルーム以外でも大事で、普通に日常生活でも必要です。異国で、外国人として生活する留学生ですが、銀行、郵便局、大学の事務所などで予期せぬ単語が出てきたとしたらどうでしょう。

学業以外の場面でも、日々、知らない単語との遭遇は次から次へとキリがありません!

だからと言って銀行に来た目的が変わるわけではありません。笑

特定の単語が聞き取れない、わからないせいで自分が預金をおろしたかったのか、手紙を送りたかったのか、書類を出したかったのかまでもがわからなくなるわけではありませんよね。

なので、目的を達成するまで、食らいつくw英語がわからない、言われてることが聞き取れなかったからと言ってできなかった、じゃ困りますw

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あの手この手で伝えたいことを最後まできちんと伝える

自分がなぜそこに来て何をしたいのかは自分でわかっているわけですから、あとちょっとです。筆談でも、ボディランゲージでも、とにかく伝われば目標は達成、ということにするのはどうでしょうか。

例えば、あなたが図書館に来ていて、そこで外国人にたどたどしい日本語で図書館のカードを作りたいけれどどうすればいいのか聞かれたとします。

間違いだらけの日本語だったとしても、その人がおそらく図書館のカードを作りたいのであろうということは身振り手振りと何度か同じことを言われればわかりますよね。

それと同じで、あなたが所々間違っている英語で誰かに尋ねても、根気良く伝えれば理解してもらえます。

「すいません、もう一回言ってくれますか」、「もうちょっとゆっくり話してもらえますか」、「〇〇とはどういう意味ですか?」と、わからなければ、聞く。

そして、相手が話した中でわからない単語が出てきた場合、すかさず「その〇〇とはどういう意味でしょうか?」と聞いてしまうのは姿勢としてとても好まれます。(体験談)

えー、と思われる人が多いと思いますが、他の留学生は「自分をわからせるために」きちんとこういうこみゅにけーしょんをとっているし、こういうのは恥ずかしくはありません。わからないのに聞かなかった、方が批判されますね…。

一発できちんとした英語、習った通りの尋ね方が出てこないと恥、みたいな風潮を叩き込まれてしまう日本の教育の方法はこういう時、弊害があると言えます。

ということで、留学の期間に自分の英語での表現力とか、クラスの流れとか、参加することで色々悩み、恐れ、焦った末に、まずは「自分の意思をしっかりと相手に伝える」目的意識ができ、英語が上手でない間は「とにかく伝える」ための積極性が身につきました。

日本で育ち、アメリカで必要なこういうスキルがない場合、色々痛い目を見ながら体得していくのだけれど、それを買えるのが留学というイベントだったなと思います。

以下、アメリカに留学されている方向けのお勧めアイテムコレクションです。眺めていると楽しくなるグッズがたくさんよー。

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まとめ

アメリカに留学すると英語英語、と思いがちですが、英語がまだ不慣れな段階の時は、「伝える」技術がアップします。私の場合は、英語以前に自分の意思、意見を最後まで相手に伝える粘り強さも身につきました。

留学で得られるものは大学で先行する知識と教養以外にも、留学先で鍛えられる精神性と、グローバル社会で役立つものの味方、人への接し方があります。

そして、日本に帰ってきて仕事に就く際に、外国でのものの考え方や、他人の尊重の仕方、論理的思考、批判的思考などの日本だけでの生活ではなかなか養われないスキルが大いに役立つことも期待できます。

次回は別のスキルについて徹底解説していきます。お楽しみに。最後まで読んでくださってありがとうございました!またお会いしましょう。

 

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